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選んだ作品は、何が良かったの?モノカキングダム応募&投票に参加して感じたこと
先日、ことばと広告さん主催のイベント #モノカキングダム に参加しました。
ことばと広告さんの記事によると、エントリー総数は128名とのこと。
この中から、読者投票を経て受賞者が決まります。そして先日、結果発表がありました。
一位はなんと、マイトンさん。凄い!おめでとうございます。
マイトンさんの作品は、子育てにおける苦悩を感じつつも、美味しそうなラーメンを啜りながら「なんとか一歩踏み出していこう」という感じが良かったです。
うちも発達遅延を抱える娘がいますが、辛い時はラーメン啜ろうと思いました。ちなみに昨日は、テイクアウトの餃子の王将のラーメン食べました。
私ごとで恐縮ですが、実は今インフルエンザで寝込んでます。娘がインフルエンザにかかり、看病してから私が感染。昨日は夫が作ったうどんで、昨日はテイクアウトのラーメン。クリスマスに麺づくし。来年のクリスマスこそ、ケーキ食べたい!
2位はゆにさん、大塚ぐみさん。実は私、ゆにさんとぐみさんの作品もめちゃくちゃ気に入ってて。
ゆにさんも、ぐみさんも「らしさ」の溢れた素敵な記事だなぁと思いました!みなさん、本当におめでとうございます。
モノカキングダム2024のテーマは、「こえ」です。
「こえ」にまつわるたくさんのエッセイ、ショートストーリーを読んで思ったこと。普段からnoteを続けている方々が参加しているので、全員文章の上手い人ばかりだなぁと感じました。
数多くの良作の中から、参加者は「いいな」と思った作品を2つ選んで投票しなければなりません。
実際に作品を選んで感じたこと。選ぶって、めちゃくちゃ難しいです。コンテストが開催されると、必ず出てくるのが応募者や外野からの批判です。
けれど、いざ自分が審査側に回ってみると、それがどれだけ大変なのかが理解できます。審査する側も、きっとわかっているのではないでしょうか。
どの作品を選んでも、誰かから批判の一つや二つはあるだろうと……。その中で、作品を選ぶというのはある程度の覚悟も必要です。審査の大変さを知れたので、私にとっていい経験となりました。
投票は一度選んだらやり直しができないので、後悔しないように「どの作品に投票するのか」について、しっかり考えました。
今回の記事では、実際に投票して感じたことや、自分がどんな作品を選んだのか、選ぼうと思ったかについて紹介します。
なお、後半では「なぜこの作品を選んだのか」について振り返っていますが、この部分は有料にしています。「誰得だよ!」という話ですが、興味があればぜひ。
1.私設コンテストの魅力とは?参加して思ったこと
モノカキングタムは、ことばと広告さんによる私設コンテストです。
コンテストに参加して思ったこと。それはずばり、読者が増えたり、作品が読まれる機会に恵まれることでしょうか。
noteの私設コンテストに参加すると、その作品がマガジンに入れられるケースが多いです。
そのような理由から、参加者はマガジン内の記事に目を通します。とくに今回のような「参加者が投票する」というシステムであれば、より一層読まれることとなります。
「もっと多くの人に読まれたいけど、なかなか読んでもらえない」
「自分の書きたいものを書いて、はたして読んでもらえるのだろうか?」
そのような考えをお持ちの方は、ぜひnoteのユーザーが開催している私設コンテストに参加してみてください。
note主催のコンテストも、タグから辿って読んでもらえることはありますが……。
その場合は、ある程度すでに読者がついている、注目記事に選ばれる、もしくは記事が話題になっているケース(noteで誰かに紹介してもらえる、Xなどで拡散されるなど)じゃないと、読んでもらえるのはなかなか難しいものだなぁと感じました。(これはあくまで、自分がnoteを続けてきた感想です)
もちろん、noteのコンテストも受賞すれば注目度もアップしますし、応募して損はないのですが。フォロワーさん、読者を増やす機会に恵まれたいというのであれば、私設コンテストやイベントに参加するというのもひとつの手だと思います。
「コンテスト形式のイベントは怖い」という場合であれば、参加者が楽しめる系のイベントもおすすめです。
↑イベントはもう終わってしまったのですが。「お酒を飲みながら書く」というイベントも開催されていました。
2.モノカキングダムの作品を読んで感じたこと
モノカキングタムの作品を読んで感じたのは、参加者のレベルが高かったところでしょうか。
文章は読みやすさなども大事ですが、その点はほぼクリアしている人が多いかなぁと感じました。
構成も上手いし、基礎的な部分でいうと(私も基礎はわからないけど)、すでに出来上がっている人だらけ。応募者の中には、他の作品を見て怖気付いてしまった方もいるのではないでしょうか。実は私も、その中の1人です。
noteを書く習慣のある人は、見せ方も上手い方が多い気がしています。
どうやって書けば、最後まで読んでもらえるか。冒頭の「引き」はどうしたらいいか。引きの上手い人は、導入文の数行(人によっては3行くらい)で自分の世界へ読者を引き寄せてしまいます。
きっとここで毎日「書く習慣」を築いている人たちは、それらが自然と身についているのではないかと。そういう意味でも、書いて読む習慣を作るのは大事だと思いました。
↑lionさんの考察も面白かったです。そうそう。導入も大事ですよね……。
タイトルの付け方も、参加者は上手い方ばかり。ただ私は今回、タイトルの付け方に関してはあまり考慮しませんでした。
理由はやはり、イベントの名前が「モノカキングタム」だからこそ。
読む人を増やしたい場合、タイトル付けとサムネ画像は重要だったりします。けれど今回は、あえて作品の内容のみを考慮して選ぶことにしました。
理由は、ことばの広告さんの記事に雰囲気やタイトルで選ばないで欲しいと書かれていたから。
くれぐれも「これでいいや」とタイトルや雰囲気だけで投じないで。
あなたが本気で書いたように、みんなも本気で臨んでいます。M-1のように「一夜にして人生が変わる」とは言いませんが。
note界隈で話題になるところまでは、存在感も高まってきたかと思います。あなたの票が王者を決める、どうぞよろしくお願いします。
タイトルや雰囲気で選ばない。
だからこそ、文章を読んで「これが良かった」と思うものを選びました。
3.1位の「マイトンさんのエッセイ」の魅力について語りたい
結果が出たことを踏まえて、優勝したマイトンさんのエッセイについて語りたい!
彼の作品を読んで思ったのは、親子関係の切なさを伝える方法が絶妙だったところ。コミュニケーションを断絶するものを、「パソコンの壁」や息子のイヤホンなど、アイテムを使うのが上手いなぁと感心しました。
内容は自閉症を患う息子さんとのお話ですが、子どもを育てている方なら「思い通りにならない育児」に頭を抱える方は多いのではないでしょうか。
その中でも、マイトンさんが抱える問題はなかなかヘビーだったりするのですが、なんとか明るく、前向きに子どもと向き合おうとしている彼の姿を感じられます。
見事なドロップキックを目の当たりにした私と妻は、緩衝材の中身が高級ワインではなくて実は鉄アレイだったと思い知った。
子育ては、思い通りにならないことの連続です。その中でも、なんとか自分なりに折り合いをつけて前に進もう。そんなマイトンさんの気持ちが伝わる、素晴らしい作品でした。
マイトンさんの作品を読んで感じたこと。私も、身近にあるアイテムを駆使して何か表現できないか。表現力を鍛えるために、その辺りも考えていこうと思いました。
個人的に、創作大賞や今日の注目記事にふさわしい作品だと思います。note公式さん、あとは頼みますよ!
4.みくさんが良いと選んだ作品は?選ぶ過程はどうなった?
応募者は2作品まで「良いと思った作品」に投票できるのですが、選ぶのが本当に難しかったです。
1作品は「絶対に、この作品だ!」と思っていて。それが……
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