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アーティストのためのCVの書き方。ポートフォリオ作成に役立つ!
今回は、海外のスカラシップやエキシビションに応募したり、美大を受ける時によく聞かれる「CV」の書き方を紹介します!CVを書けば自分のウェブサイトにも載せる事ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
CVとは
CVはcurriculum Vitaeの略で、日本の履歴書のようなものです。今までの学歴、受賞歴など自分のアピールポイントをシンプルにリストにしたものです。
フォーマット
基本のフォーマットは、以下のことを以下の順でリストにしていきます。
・EXPERIENCE
・EDUCATION (学歴)
・AWARDS, GRANTS, FELLOWSHIPS (受賞歴)
・EXHIBITIONS (展示)
・PUBLICATIONS (あれば)
例:
![](https://assets.st-note.com/img/1654699240523-npAEKudRP8.jpg?width=1200)
上のCVの例を見ながら読んでみてください。
1.
最初に名前、メールアドレス、電話番号、ウェブサイト、住所(オプション)を一番上に記入します。
アーティストによってはその下に出身地や生まれ年を入れる人もいます。
2.
その後はさっき紹介した順番通りに経歴を書いていきます。タイトル(EDUCATIONやEXHIBITIONS)は少し大きめにしたり太字にするといいと思います。
3.
もし自分のフィールドで仕事やインターンをした事がある場合は、その仕事の名前を他のものと同じように年と場所と一緒に記入します。
例えば、
非常勤講師は、Adjunct Instructor
アーティストのアシスタントは、Studio Assistant
作業研究は、Work Study
補助教員は、Teacher’s Assistant
4.
タイトル後は、ひとつひとつ詳しくリストにしていきます。左から、何年、学校名/エキシビション名、場所(都市名、国/州)などを書きます。
学校:
入学-卒業年 取得学位(B.F.A (美術学士) M.F.A(美術学修士)など),
専攻, 学校名,都市,国/州の順で書きます。
現在まだ在籍中の学校がある場合、入学した年-Present と記入します。
エキシビション:
開催年 展示名, ギャラリー/イベント名,場所
オンラインで行われたエキシビションなどは場所の代わりにVirtual Exhibitionと書きましょう。
エキシビションのタイトルは、「」ではなくイタリック体を使いましょう。
5.
受賞歴は賞の名前と場所だけで大丈夫です。
6.
EXHIBITIONSは、入選した展示(Selected Group Exhibition)とグループ展(Collaborative Exhibition)と個展(Solo Exhibition)を分けて書くとわかりやすいです。
☆☆☆
最後に、CVを書く上でのポイントです。
顔写真は入れない。
太字や線などで区切って読みやすいようにする。
フォントはシンプルなものを使い、2個以上違うフォントは使わない。
基本は白地に黒文字。
年は、例のように上が一番最新で下にいくにつれて古い情報になるようにしましょう。
英語でCVを書く時に少しでも役に立てば嬉しいです。
upsetty._.spaghetti
アメリカ、コロンバスで学士(美術)終了後、現在ミシガン州で美術大学院に在学中。出不精の私が行動力ある人に囲まれてれ外に出始める記録。
IG: @upsetty._.spaghetti / @miku_saeki_