
助産師が教える赤ちゃんの子育てのコツ
こちらの記事でもお知らせしたように、子育てのコツは「見守る」こと
しかし、赤ちゃんの時期は成長が著しく、「見守る+成長を促す」というポイントが付け加えられる。
赤ちゃんの時期の『見守る』とは
生まれて間もない赤ちゃんはすべてにおいて、未熟な存在で、
目を離せない時期である
この時期は、
①赤ちゃんの機嫌が良いか
②おなかはすいていないか?
③呼吸は安定しているか?
④苦しそうではないか?
⑤環境はどうか?(暑い?寒い?)
⑥お肌の具合はどうか?
⑦吐いていないか?
など、「見守る」事が多い
①~⑦を観察し、少しでも当てはまれば、その要因を除去し、
いつでも赤ちゃんが快適に過ごせるよう配慮する必要がある
赤ちゃんの成長を判断する
赤ちゃんの成長はめまぐるしい
例)運動発達
生まれて1ヶ月くらいまで→飲んで、寝て、の繰り返し
2ヶ月→少しづつ表情が出てくる うつぶせで顔をあげる
3ヶ月→手足の動きが活発になる
4ヶ月→くびがすわる 寝返りしそうになる
5ヶ月→寝返りする
6ヶ月→支えなしですわれる
8ヶ月→はいはいする
10ヶ月→つかまり立ち
12ヶ月→ひとりでたつ
これはあくまで目安だが、たった1年でこれだけ発達していくのがわかる
発達は、みているだけでは遅れてしまう事もあるので、
親が手をかけてあげることが、必要になる
例えば、
寝返りしそうになっている子がいる。この子にしてあげられることは
そっと、腰をささえて、寝返りさせてあげること
何度も何度もくりかえすと、一人で寝返ることができるようになる
と、少しだけ発達をお手伝いすることができるのだ
次の発達段階を見越して、発達を促すように手助けすることが
赤ちゃんの時期の子育てのコツ、である
まとめ:
赤ちゃんの時期は子育てで一番、親を必要とする時期で、この時期にいかに手をかけてあげるか、でその後の心や、体の発達に影響してきます
例えば、早くからスマホやYouTubeなどを見せっぱなしにしていたら、言葉の発達に影響が出てきますし、表情が乏しいお子さんに成長します
例えば、親が子供よりスマホに向き合っている時間が長ければ、子供のことがわからず、「なんで泣いているのか」「寝てくれないのか」と悩む事になります
育児の答えはお子さんが持っています
赤ちゃんから、しっかり見守り、発達を促すことができれば、子供が落ち着き、将来の子育てにかける時間は短くなるでしょう
親としての役割は、赤ちゃんの時期がMAXで、あとはだんだん少なくなり、なくなっていくのです