マインドフルネスを探す旅へ~ #第二週目
第2週目
一週間がたちました。第2週目のマインドフルネスストレス低減法のセッションです。
2週目になり、ボディスキャン瞑想(身体の部分に意識を向けていく瞑想)から新しい瞑想方法とか、始まるのかしら? と、ワクワクしていたら、やっぱりボディスキャン瞑想は、基本らしくまだ続くという現実…。
でも、それだけではなかったようです。今度は呼吸瞑想を教わりました。呼吸に意識を向けて瞑想をするものなのですが、私は呼吸に意識を向けるのがあまり、好きじゃありません。息苦しくなってきてしまったり、どう呼吸したらいいか分からなくなったりしてしまうからです。
とりあえず、意識を向けるだけで良い、特別に呼吸を深くしたり何かしたりする必要はないと言われ、おおっ。それなら少しは…と思いながら始めましたが、やっぱり呼吸に意識を向けた時点で、自然な呼吸ではない意識した呼吸になってしまいました。
ちょっと息苦しい…と思った時に、息苦しくなったら身体の感覚に意識を向け直してと言われました。試してみたら、息苦しさが徐々になくなってきます。意識する方向を変えるだけ案外、平気になりました。
この体験を冷静に考えてみれば、意識したせいで息苦しいので、意識する方向性を変えれば大丈夫になるというのは当たり前のことです。でも、それを自分で実践し体感したら、ああ、平気なのだという何とも言えない安心感がありました。
そのおかげで、その後からは、呼吸瞑想中に息苦しくなることはほぼありませんでした。安心を体感するというのは、大事ですね。
さて、ホームワークです。
ボディスキャン瞑想約45分に、呼吸瞑想10分が増えました。
この二つの瞑想を夜寝る前に続けてやるのはさすがに、ちょっと負担が…というのが、宿題2日間やってみての感想です。
二週目は、仕事も忙しくて自分自身疲れていた日が続いていたので、ボディスキャン瞑想をしていると、前週にはほぼ無かった寝落ちが発生してきます。終わる合図で目は覚めますが、瞑想しているより寝てしまっている時間が長いような…。しかも、就寝前の瞑想なので、その後すぐに布団に入りますが、そうするとすっきりした分、すぐに眠れないことも…。中々、うまくいかないものです。
呼吸瞑想は、10分が長く感じてしまうのと、なかなか時間的な余裕が取れなくて、結局、毎日は出来ないまま、今日は7分、次の日は3分、お休みの日もあったりしました。ただ落ち着いて余裕のある時にすると、呼吸瞑想後はすっきりして、良いものでした。
そして、最後のホームワーク、1日に一つ、ちょっとした嬉しいことを書きだすというもの。これが、意外と難しい…。
楽しいなと思うこと、良かったなと思うことこういうのはあるけれども、それを「嬉しい」というのかしら・・・? と思うとなかなかすんなり出てきません。さらに、気持ちや考えだけではなく、身体の感じとして嬉しいと感じられる嬉しさというのは、意外と日常生活の中に転がっていません。もう少し、「嬉しい」のハードルを低くすればあるのですが…。例えば、お昼にお菓子のおすそ分けをもらったとか。
改めて、自分の日々を見返してみるというのは、面白いけれども難しかったりもしますね。
あともう一つ、マインドフルネスな日常ということで、何かをするとき、マインドフルネスにやってみるという宿題もありました。食べるだけじゃなくて、他のことをマインドフルネスにやってみるとなると、これで良いのかしら? というはてなが、浮かんでしまいます。
そして、ますますマインドフルネスって何んだろう???と、迷走しながら、次回3週目に突入です。
(K.N)