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【若狭佳日-館内・お部屋】

福井県小浜市にある阿納海岸。
海岸沿いの小さな漁村の路地にたたずむお宿。
若狭佳日。
集落の入り口にあった、地域のシンボルだった旅館が廃業したのを機に、集落が一致団結して、地元のまちづくり会社とともにリノベーションして新しいホテルに生まれ変わらせたそう…(お宿HP引用)
昔の建物の形を残しつつも新しい形に生まれ変わった姿はsimple is very bestな空間。
今まで様々なお宿に行ったけど、
心の底から『帰りたくない』と思った初めての場所です。
どこを切り取っても美しい空間がわたしだけの特別な時間をすごす場となりました。

場所はこちら。
小浜インターから車で14分ほどのところ。

Google map
沢山の民宿が立ち並ぶ集落です

若狭佳日は阿納海岸すぐ。
集落の入り口にあります。

歴史を感じる建物

落ち着いたグリーンの暖簾が印象的

路地に向かって右が本館・離れ
左が受付とラウンジ、別館

ラウンジ入り口
蔵をリノベーションされています

駐車場に大浴場があります。
1階と2階とに別れていて男女日替わりで入れ替わります。

館内に入ると美しい木の空間が出迎えてくれます。

エントランス
鍵付きの下駄箱
貸し出し用の傘もあります
お食事処
木の軋む音も良い
心地よい光

私が予約したお部屋は4階のグランスイート。
このお宿はエレベーターがないので、自分の足で4階まで上がります。

本館から離れへの通路
木目調から一気に雰囲気が変わります
マットな色合いで落ち着きある空間
401のお部屋

グランスイートの客室専用の屋上テラスもあります。

海側の景色
山側の景色

グランスイートのお部屋はモルタル調。

ワントーンカラーで統一されています。
グレーでもブルーでもないこの色味。
なんていうか言葉であらわせないけど…素敵です。

床から天井まである大きな窓からは若狭湾の絶景を独り占めできます。

お部屋の写真をいくつかご覧ください。

木の家具がアクセントになっています
ここに座ると
この景色
海側からのお部屋の様子
少し硬めでぐっすり眠れる大きなベット
ベッドサイドからの眺め
大きな窓からの景色

ワントーンのお部屋の中は構造上の凹凸があり、間接照明によって部屋の中に陰影ができます。

一番好きなアングル
ベッドサイドの照明
テーブルの照明

光の加減で朝昼夜といろんな表情を見せてくれます。

朝:キラキラと太陽に照らされる陰影が美しい
午後:影ができたお部屋から見る海は青さが更に増す
夜:真っ暗な景色にお部屋の空間が映し出されます
テーブルライトの陰影が心を落ち着かせてくれる

都会の喧騒から離れ、静かでゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所。
ついつい色々な場所でくつろいでしまいました。
どこを切り取っても最高の眺め。
時間が足りない!

このお部屋に泊まって1番印象的だったのは雨音と波の音で目が覚めたこと。自然の中で生きているなぁというのを実感することができ、この宿で朝を迎えられたこととても幸せに感じました。
何もないことが最高の幸せとはこのことでしょうか?
このお部屋と景色があれば、もう何もいらない。
そんなふうに思わせてくれるお宿でした。


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