政治的状況を巡るみこちゃんツイッターツイートメモ~レイヤー大東亜共栄圏の設立祈願
正確には、もともと、そういう構想ではなかった。バラバラな時期にバラバラな目的でNATOとEUという2つの巨大組織は誕生している。でも、それをうまく現実に対応させて欧州の秩序を作り上げた。こういうところがやはり、近代国家論的な政治的伝統のある国々の底力なんだと思える。
誤字は毎度のこと。みこちゃんフォロアーは常に脳内変換が強制されている。
世界は今後、行き過ぎた新自由主義経済を脱却して、ブロック化経済に向かうだろう。これは、ウォール街のくずどもとしては看過できないことだろうが、やっとひとつの病的なパラダイムが時代の趨勢として葬送できそうなチャンスだ。
経済を背景とした帝国主義ではない、大東亜共栄圏、Photoshopのレイヤーのように、いくつもの国々が政治システム論的に絡み合って、全体としてシステム的な平和(ひとつ崩れると全部壊れる)仕組みを軍事的には確立する。
しかし、経済レイヤーはそれとは別個に、是々非々でこの非常事態が終わればロシアから再びエネルギー輸入もあり得るというフレキシブルな体制を確立する。
国家を作ってから国家を政治と経済を分離するのではなく、レイヤーとして国家を垂直統合する。つまり近代国家論を超克し、ポストモダンの新しい国家論の試みとして、国家成立の順番を逆転させるのだ。レイヤーとして透過結合されたものが、見た目上国家として存在しているように、蜃気楼のように、しかし最強の実態を持った実在蜃気楼としての国家を建設する。
そして、各レイヤーは画像ファイルとして素材の改変が不可能なJPEGにはなっておらず、.psd形式で保存してバックアップをとっておき、いつでもレイヤーレベルで最善のものに改変、アップデートできるようにしておく。
JPEGとして固定化しているのが、第二次世界大戦後の硬直化で、とりわけ顕著で、すでに有名無実どころが諸悪の根源となっているのが国連の安全保障理事会であることは論をまたないだろう。
そのように考えるならば、EUとNATOがレイヤーで重なり合っているような、太平洋版Photoshopレイヤー的大東亜共栄圏の復活は暴論ではなく、我が国が選択できるほとんど唯一の未来の姿ではないだろうか。
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