「文章」の力で、どんなことが出来るんだ?
noteで見つけた「あきばさやか」さんの漫画を読んで、ひとり涙しました(泣)
子育てしたことないのに、第2話よんで涙がポロッと。
これも泣けた…!!!
いや、結局全話うるっとしちゃうんですけど、2話と4話はマジで涙が出てしまった。涙なんてここ最近、流してなかったよ。あらためて、すごくないですか。人の心を動かして、涙を出させるって。
あきばさやかさんの絵、ストーリー、題材の素晴らしさに感動したことで、マンガってすごいなって思った。
それから、大好きな曲を部屋のスピーカーで流してみました。チャーリー・プースが大好きなんですよ。
アメリカ出身のシンガーソングライター。30歳。
独特なやさしい声、ちょっと懐かしさを感じるようなメロディーがもう、心に刺さりまくり。
特にこの「Somebody Told Me」のメロディーがツボで。歌詞を読むと悲しい恋の曲なんですけど、フーフーフーフフーフー♪っていうメロディーが特に好きでたまらん。何回聞いたかわかりません。
新曲の「Light Switch」もいい。
サビの前にリズムがゆっくりになるところ、スイッチの「パチッ」って音がたまりません。
(曲のピンポイントに心をすっかり奪われて、どハマりすることが多い)
でね、この曲なんと。制作する過程が本人のTikTokで公開されてるんですよ。
チャーリーが「こんなメロディーどう?」と言いながら、口ずさんだものが曲になってくんです。(もちろん見てて面白いように編集してるかもしれないけど!)
なんかいい音ないかな〜って部屋のものを触って、スイッチの「パチッ」て音を見つける感じとかすごい。「オーマイガー!」っていって。
こうやって音楽ってできるんだ。ゼロからイチを生み出すって、ほんとにスゴい。
マンガと音楽。「自分の心を揺さぶる創作物」に触れて、その即効性にあらためて感動しました。どちらも早いんですよ。心に向かって一直線に飛んでくる。矢みたいに。
あきばさんでいう「イラスト」、チャーリーでいう「音楽」。みんな誰しも、表現したいっていう想いが根底にあって、それを「なにで」表現するかは、人それぞれ。
自分にぴったりの「武器」とも言い換えられるかな。それを装備すると、攻撃力がアップするようなやつ。それを見つけた人たちが、影響力を持つんだなぁと思う。
で、タイトルに戻ります。
じゃあ「文章」の力で、どんなことが出来るんだ?ってことを考えたんです。
たぶん、マンガや音楽ほど、矢のように素早くグサッと届くものじゃないなぁと感じていて。
そういえば!と思い出したのが、ことばと広告さんのこの記事。(有料)
これ、進研ゼミでやったやつだ!みたいな現象が起こりました(笑)
ことばと広告さんがご自身の記事を「点ではなく線で受けとってほしい」ということをおっしゃっていました。それの意味というか、「こういうことか!」というのをよく実感するんですけど、これもその一つでした。
(解釈が間違ってたらごめんなさい…)
文章は、マンガや音楽ほどの即効性はないのかもしれない。だけど、じわじわと効いてくるもんだと思ってる。それから、「受け取った後の広がり方」はピカイチだなって。
マンガは絵ですから、シーンが固定されてる。
音楽にも、歌詞があったりメロディーがある。
だけど、文章にはそこまで「固定」する力は、いい意味で無いと思うんです。
著者が意図していなかった「気づき」が、読者に与えられる可能性を秘めている。
きっと、他の創作物よりも。
それが「文章」のよさであり、むずかしさ。
まだまだ書きたいことがでてきたので、次の記事にしよーっと!(これも広がりだね)