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○○に出会えた日

今日はどんな出会いがあっただろうか。
感動する出会いはあっただろうか。
心動かされる出会いはあっただろうか。
自分を奮い立たせるような出会いはあっただろうか。

毎日そうやって自分に問いかけるようになった。

私は今まで、日々の出来事を何かに残すということを徹底してこなかった。
時間が進むと同時に過去の記憶は薄れていくのに。
人はみんな、ある程度の時間が経てば、あっさりと忘れてしまう。
だから私は、毎日手書きの日記に残すようになった。

いつかの本に書いてあった。
"昨日と今日が続いてても明日が来ないこともある"

出会いも同じことがいえると思った。
私たちは皆、一期一会の中で生きている。
出会いは人以外にも沢山存在している。
日々の出会いが私という新しい人間を作り上げ、少しずつ、少しずつ、人生のレールとなっていく。

全ての出会いに、偶然などは存在しない。
どんな出会いも必然であり、宿命だということ。
なぜ私達は出会ったのか。
その答えがその時に分からなくても、
わかる時は必ず来る。

一期一会に生きるわたしたち。

毎日を何となく過ごしてしまわぬように。
少しの喜びや幸せを見逃さないでいたい。
毎日の出会いと出来事に関心を持っていたい。
1日の始まりと終わりに感謝できる人間でいたい。

そうやって、一生懸命に今日を生きる。

人生は一度きりだから。

その日の出来事や出会いを忘れてしまわぬように。
感動したり、トキメいたり、自分を奮い立たせるような出会いがあった日には、何かに残しておくことは大事な事なんだとおもいます。

仕事に向かうバスの中、私は素敵な詩と出会いました。とても感動したので、できればゆっくりと、丁寧に、やさしい気持ちで読んでみてください。

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「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック
訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも
いつまでも 大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうか

同じ明日は来ないからこそ、
日々の出会いと出来事に関心をもっていたい。
そういった事に感謝しながら生きていたい。

日々の出会いに愛と、関心を。
自分の気持ちに素直に生きよう

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