とて。(ミジカクカク#24)
大きな豆腐の角に、ハシゴがかかっているみたいな真っ白な建物があった。
正確には建物の上にのっかっている建物で
おそらく社名とか広告とかが描かれそうな部分だ。
今は真っ白だが、質感から言って、あそこに書いていいのは「もめん」一択だろう。
それにしても、ハシゴがずいぶん頼りなく見える。
見方によっては 空へと続く みたいなことになってるが実際は、あれを登ったとて、だ。
もしも上が、
真っ平らの白色で、ぽにょぽにょと豆腐みたいになっているとするならば、あの頼りないハシゴを登ろう。
そこで寝ころんで空を見上げよう。
てなことを、想像したとて、だ。
もしも上が、
プールになっていて、キラキラとした水が張ってあるとするならば、あの頼りないハシゴを登ろう。
そこで浮かんで空を見上げよう。
てなことを、想像したとて、だ。
とて、とて、言えたことに満足する。
今日も今日とて、
盾と矛を持って進むのかなと、、、考えてみたとて、、考えてみたりします。
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ミジカクカク は 短く書く です。
長々とつれづれなるままに書きがちなわたしですが、
ミジカクカク を意識したらどうなるのか
という興味本位で練習を始めました。
友人限定公開の場で書いたものに題名をつけ、こちらに載せています。
スマホの画面をシュッとしなくても読めるくらいのサイズイメージで書いています。
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