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情報量(ミジカクカク#31)

車の運転中に空が晴れてきて
いろんな形の雲が広がってとてもきれいだった。

あまりきれいだったので、
「この情報量はとても処理しきれないから
なるべく見ないようにして運転に集中します」
と言って、空をなるべく見ない宣言をした。
自分で言っておいて「情報量」てなんだ?と思ったが、ま、いいか。と運転に集中していたら、助手席の人が
「だったら写真に撮っておいてあげる」と
わたしのスマホをかまえた。

「なるべく情報量の多いところを撮っておくね」と言ってくれたのが、ちょっと可笑しくて、よろしく、とニヤけていたが、
「これ、宇宙から見ちゃうとこの情報量にはならないから、地球から見れてるのはラッキーだよね」
と「情報量」を使いこなし始めたことにびびる。

わたしが先に「情報量」って言ったのに軽く悔しいほどだ。

宇宙は意外に情報量少ないからね、と返す。
いや、多いよっ! とつっこまれる。
角度や感度の問題、という説明を受ける。
わたしが先に「情報量」って言ったのに。
ま、そうだな、と思う。

深い意味などないはずだった、といえばそれは違うんだけど、言葉ってそういうところがあるとしみじみ思った次第です。

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ミジカクカク は 短く書く です。

長々とつれづれなるままに書きがちなわたしですが、
ミジカクカク を意識したらどうなるのか
という興味本位で練習を始めました。

友人限定公開の場で書いたものに題名をつけ、こちらに載せています。

スマホの画面をシュッとしなくても読めるくらいのサイズイメージで書いています。
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