寝相占い15

今朝目覚めて最初に目にしたのは天井だった。
おーっと言いたくなるスタンダード。

ここのところは寒かったからか
毛布や布団にに包まって目覚めることが多く
目の前が毛布、目の前がシーツ、などと
サナギ状態であったため
天井が見えたときの おーっ は、
言いたくなっただけでなく
実際に言っていたかもしれない。

しかもだ。
スタイルは原っぱで寝転がるポーズに近い。
両腕を肩より上の位置で曲げ
のび太くんの寝転んでいるポーズと表す方が
想像していただきやすいかもしれない。
なんとのびのびしていることか。

ただ、手の位置が違った。
両方とも頭の後ろでなく耳の横にある。
手のひら天井向きのグーだ。
耳というかこめかみの辺りに
グーのパンチをあてる部分を軽くあてている。

この形は、太陽の塔だな、と思った。

夢の中で、泣いていた。
正確にはたぶん幼い頃の自分が泣いていた。
激しく泣くのをどうしたものかと眺める自分と
まさに泣いてる本人の自分といて
なんとか泣き止むよう両方からアプローチする
という状態だった。

なんとか泣き止んだとき、
そこには、いわゆる「凪」があった。
ナキまくった後ナギった。

そして目覚めたら、太陽の塔状態だった。

万博公園の広場で立つ太陽の塔を思う。
凪ってる。
時空を超えて凪ってるよう。
だけど、そもそもは芸術が爆発してる。

寝相占いとかあるのかわからないけど、
今日は凪ってこう。

そもそもは爆発していても
瞬間の凪を、感じていきたいと思います。