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mikieee
2021年4月2日 02:51
歩いた歩数をカウントするかの様にたくさんの言葉が紡がれ、その度にそれぞれが見えている世界を共有しあえた気がして嬉しかった。今日はそんな話をしよう。 わたしの物語には、突如としてそれらぜんぶを攫っていく人物の登場はあまりない。だから今思うと羊くんとの出会いは人生の転換期のはじまりだったのかもしれない。 とはいえ、彼がどのような過去を過ごし、わたしとどこで出会ったのかに関してここに記すつもり
2020年7月18日 20:40
仕事帰りに喫茶店に行って、ぬるくなってゆくアイスコーヒーをだらだらと飲む。実はその時間が至福だったりする。なんというか、コップにくっついている結露を見ていると、拭き取られるだけの存在と心を通わせられる気がしてくる。いや、もはや拭き取られさえされず、洗われるかもしれない。でもそれならこの結露は、なんのために生まれてきたんだろう。冷えたアイスコーヒーが常温の場所にいる代償として涙を流しているのだ