![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75868349/rectangle_large_type_2_d53ccd845f44e747355fd392c5929f3a.png?width=1200)
自称〇〇は、ほんとうに「自称」でしかない
お疲れ様です。ウェブサイトを閲覧していると、いろいろな広告が出ますね。
何度も見かけるのが、マンガの広告です。
とくに気になって仕方がないのが「わたしサバサバしてるから」です。(表題の文字表記に誤りがあったらスミマセン)
「自サバ女」という言葉を生んだらしい「わたしサバサバしてるから」
広告で見る限り、何が気になるって……。
主人公のぽっちゃり女子は……ちっともサバサバしているように思えません。笑
人の悪口は言うし、足を引っ張ろうとするし、自己中心的だし、ガサツで、デリカシーに欠けている印象です。
わたしが思う「サバサバ」した人
サバサバしている人というのは、まず「こだわらない」。だから、人がどうあれ、文句を言わないし、悪口なんかも言わないし、足を引っ張らない。そして、自分がやるべきことをサラッとやる。
さらに言うと、自分と他者をきっちり分けているから、「自分のやり方を他者に押し付けない」。
例えば、自分は「唐揚げにレモンを絞る派」だとしても、それを好まない人がいることも知っているから、大皿の唐揚げにレモンを絞るようなことをしません。
そうかと言って、誰かが、大皿の唐揚げにレモンを絞ったとしても、怒ったりしません。
そういう人こそ、生粋の「サバサバ」だと思うんですよね。
サバサバした異性交遊
異性交遊について、これは微妙なんですが……。
来るものは拒まず、去る者は追わず、というところでしょうか。
これについては「異性にだらしない」と紙一重な気がします。
微妙です。
ただ、そういう行動をとる人のところには、異性が集まって来るでしょうね。(わたしは非モテなんで、想像することしかできません)
以前、ドラマ「太鼓持ちの達人」の中で、「1セッ〇ス=1モテとカウントするタイプの女だ」というような表現が出てきました。つまり、100人の人と寝たら100回モテたと思うらしいのです。
「サバサバ」した人は、上記のような考えは持たないはずです。寝ること(メイク・ラブ)と、モテること(ラブ)は違います。それを分かってドライな関係を構築して、初めて真のサバサバと言えるのではないでしょうか。
だから、「自分はこれまで〇人と寝た。異性がほっとかない」とか、自慢げに言う人は「サバサバ」失格です。
むしろ、湿度多めの「ジトジト」ですね。
自称は、結局、自称でしかない
「自称サバサバ」は、単なる「ガサツ」
なにかを「自称」している人は、だいたい、事実がともなっていません。
むしろ、自分の短所・欠点を、強引に肯定する傾向が強いように感じます。
「ガサツ」「だらしない」「自己中心的」「デリカシーに欠ける」……こういった要素を、「サバサバ」などという言葉に置き換えていると考えて良いでしょう。
ほんとうにサバサバしている人は、「わたしサバサバしてるから」と言うのではなく、まわりが「あの人、なんかサバサバしててイイよね」と言うものです。
「自サバ」の長所
「自称サバサバ」を略して「自サバ」。
こういったタイプの人は、よく言えば、「自己肯定感が高い」のでしょう。だから、他の人が「これってデリカシーに欠けるかしら」と考えたり、悩んだりしそうなことを、「わたし、サバサバしてるからさーww」の一言で完全に肯定出来るわけです。
「自分はこういうタイプだから」と、前面に押し出す、その「押しの強さ」こそ「自サバ」の特徴のひとつと言えそうです。
類似に「自称天然」があります
「わたしぃ、天然だから~」などと自称する人もいるでしょう。
もちろん、その人は「天然」ではありません。間違いなく「養殖」です。
「自サバ」と同じで、自分の短所を「天然」という言葉で自己肯定しているだけです。
あるいは「天然」と言っておけば、かわいいと思われると考えている「あざといやつ」です。
ほんとうに「天然」なヒトは、自分のことを「天然」だとは思っていませんし、「自分は天然だから」とは、口が裂けても言いません。
もし、まわりが「あんた、天然だよね」と言ったとしても、「いや、天然じゃない」と言い返す傾向すら、あります。
天然ものの真鯛は「わたし天然です」とは言いませんが、人が見れば「これは天然ものだね」と、分かるものです。
そういう訳で「自称〇〇」は、ほっておくに限る
自称〇〇サンは、自称することで、自分にとってメリットがあると感じています。
だから、「あんた〇〇じゃないよ」なんて言っても、聞く耳を持ちません。むしろ、逆恨みなんかされたら面倒くさいだけです。
だから、自称〇〇サンとコミュニケーションを取ることがあったら、「へーそうなんですか」で、否定も肯定もしないことをお勧めしたいと思います。
一定の距離を保ちながら、自分に火の粉が降りかからないように気を付けたいものですね。
いいなと思ったら応援しよう!
![みきたにし☆イラストレーター日々のつぶやき](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53778172/profile_9a1899e417ae3345b086907525e66149.png?width=600&crop=1:1,smart)