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どんな状況の中でも努めて平常心を保つ、そしてじっと 「その時」 を待つ。

フランスの外出制限が始まって最初の15日が終わった。取り敢えずあともう15日間、4月15日までの延長が発表されているが、更に数週間の延長は避けられない雰囲気だ。

この生活にもだんだん慣れてきたのでもう4週間も8週間も一緒。こうなったら徹底的に新型コロナを封じ込めたい、個人的にはそんな気持ちだ。

もちろん、早く外出制限が解除され経済活動が元通りにならないと現在求職中の私も仕事を見つけることが更に困難になる可能性が大いにあり、本気で路頭に迷うことになる。

はっきりいってマジでやばい。

でも、だからといって新型コロナウイルスのが収束しないまま中途半端に経済活動を再開、人々の生活を元どおりにして万が一、更に第2、第3のアウトブレイク(感染爆発)が起きてしまったとしたら、再び経済活動の縮小と外出制限を余儀なくされ、きっともっともっと深いダメージを受けることになるだろう。

ここは大人しく観念して今の段階で外出制限を徹底し、爆発感染のピークを緩やかにしていくことが、結果的には経済活動も最短で再開出来るのではないだろうか。

それにしても、本当に本気でこの得体の知れない非常に厄介なウイルスとこれからもずっと向き合わなければならないのか。この目の前で起きていることは本当は全部冗談なのではないか。

自身の感染への不安、そしてそれを家族や友人たちにうつしてしまうかもしれない不安、食料品やマスク、トイレットペーパーがなくなってしまうんじゃないかという不安、経済的な不安、仕事を失うかもしれない不安、生活やビジネスが立ちいかなくなる不安、学業への不安、就職の不安、将来への不安…

一体いつになったら世界が落ち着きを取り戻すのだろうか、いや、もう今までのような世界ではなくなってしまうのかもしれない。

この先への漠然とした不安で頭の中がいっぱいになる。

不安に押し潰されそうになり、これからどうして良いのか分からなくなりもうパニック状態。

でも、ここでまず思い出して欲しいのは、この新型コロナの問題には必ず終わりがくること。

ひとりひとりが外出を控え「社会距離(ソーシャルディスタンス)」を保ち、感染数の爆発を防ぎながらやり過ごし、来年以降には治療薬やワクチンが開発され、一般に普及されるようになれば一気に終息に向かうだろう。

経済も然り。残念ながら世界経済は景気後退を回避出来なくなってしまったようだが、2008年の世界的な金融危機だって1929年に始まった世界大恐慌だって遅かれ早かれ回復してきたのだ。

どん底まで落ちたら、あとはもう這い上がるしかない。

そんなの無理と思うかもしれないが、冷静になって落ち着いて、希望を捨てずにいれば何とかなる。仮に何とかならなかったとしても、どんなに最悪の事態が怒ったとしても命まで取られるわけではない。死なずに生きてさえいればもう何度でもやり直しがきく。

深刻になり過ぎて思い詰めてしまって、ストレスに押し潰されそうになってもうどうにも動けなくなってしまう方が実はもっと深刻だ。

少し肩の力を抜いて、落ち着いて目の前のやるべきことをひとつひとつ、淡々とこなす。先の不安や将来のことはまず置いておいて、今日出来ることを少しだけやる。もし苦しくて辛かったらしばらく休んだっていい。誰かに助けを求めることだって恥ずかしいことでは決してない。

無理をする必要、頑張る必要はないのだ。

今までより前に進むペースが遅くなって、何やってもうまくいかなくなることもあって焦ったり、辛くなったりするかもしれない。

目に見えないけれど、でもあなたは確実に前に進んでいる。




「明けない夜はない。」




だから決して希望を捨てないで落ち着いて毎日を過ごして欲しい。






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