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これで飛行機も余裕!?「お尻が宙に浮く感覚」をなくす、たった1つの方法

この3連休、うちの家族は飛行機で東京の実家に帰った。

待ちに待った家族旅行。ワクワクしながら飛行機に乗り込み、いざ離陸!

ワクワク感も束の間。アイツがやってきたのだ。
「お尻がふわっと宙に浮く感覚」だ。

あの感覚、耐えられますか?僕はあれが嫌いだ。タランチュラと同じくらい無理だ。

なんなんだアイツは!と思い、調べてみました。

結論、あのお尻が宙に浮く感覚は重力の変化によって生まれるらしい。

今回は、その原因と対処方法について、簡潔に書いていこうと思います。

これにより、僕と同じ無重力感嫌いな方が、少しでも克服する方法を会得していただければ幸いです!


お尻が宙に浮く感覚の正体

世にも恐ろしい、あの感覚の原因は、ずばりマイナスgによるもの。

以下の図をご覧ください。
このように飛行機の離陸時は、操縦席側前方が上に、後方が下に傾きます。

離陸時は飛行機は上昇していますが、重力が強く働き、人は座席に押し付けられている状態です。重力によって体にかかる圧力が高くなってしまいます。

そして十分に上昇すると、飛行機は水平方向になり、座席に押し付けていた重力が少しだけ減少する。この現象はマイナスg と呼ばれます。

このマイナスg が働くと、どうなるか。

身体は座席に固定されているので動かないが、内臓が浮こうとします。

これが、あの忌まわしい「ふわっと宙に浮く感覚」の正体なんです!

後ろの方に座るのはやめよう

結論、この感覚に抗う術はただ一つ。

乗らない!

ではなく、前方か中央の方に座ることです。

後方に座るべきでない理由は以下の通りです。
・後方の席が飛行機の重心から遠く、揺れやすい
・揺れる後方の席ほど、かかるマイナスg が大きい

写真:テレ朝 news

たとえば、シーソーをイメージすると分かりやすいと思います。
前や後ろが上下に揺れても、支点となっている中央は動きません。飛行機の主翼は中央にあり、重心がある主翼付近を支点として、バランスを取っています。

写真:テレ朝 news

上記のように、飛行機では重心から遠ければ遠いほど、揺れを感じます。後方の席になればなるほど、重心から離れるので揺れが大きくなるのです。

なので離陸時の揺れが大きい後方の席ほど、「ふわっと宙に浮く感覚」のマイナスg が強くなるという原理です。

お高い上位席が前方にあるのも納得ですね。

無論、普段の利用で上位の席を取るのは難しい。しかし、エコノミーであっても前方、または主翼がある中央席を狙えば、宙に浮く感覚はかなり軽減できます。

ちなみに僕は子供がいるので、エコノミーの最前列か最後尾しか取らないのだが、違いは歴然でした!

まとめ

このように物事の対処法を事前に知っておけば、無駄な苦しみを経験せずに済む。やっぱり教養って大事だな、と書きながらしみじみ感じました。

今回は、飛行機で「お尻が宙に浮く感覚」の正体と、その対処法について書きました。

まとめると、次の通りです。
お尻が宙に浮く感覚は、マイナスg によるもの
✅飛行機は主翼を起点にして、バランスを取る

揺れが少ない、前・中央部に座れば軽減できる

この記事が、1人でもお役に立てれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!😊

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