弱みを強みに
コロナ禍において、小売店は販売手法に様々な変化を余儀なくされました。
緊急事態宣言、まん延防止措置が継続的に取られている状況下においては、お客さまの来店を待っていても埒が明かないのです。
消費者にとっても、生活必需品を除いては、自由に買い物に行けない日々が続いています。
私自身、オンラインショップを大いに活用しまくっています。
勤め先の呉服店も例外ではなく、オンラインショップでの販売が増えています。
着物をオンラインショップで買うなんて、数年前まではあまりなかったかもしれません。
南大阪の片田舎にある小さな呉服店でも、首都圏や全国各地からオンラインショップでお買い物いただけるのは、本当にありがたいことです。
これまで私たちの弱みだと思っていた、立地条件や個人商店の規模感が、今となっては強みになってきていると確信しています。
住居兼店舗のため家賃がありませんし、家族経営のため人件費もそこそこですみます。これが価格設定に大きく影響します。例えば、銀座の一等地のお店では、同じ商品でも家賃や人件費を含んだ価格設定になります。
また個人商店のため、お客さま一人一人のご要望に応じて小回りがききます。アフターフォローやきめ細やかなサービス提供が可能です。
オンラインショップという土俵においては、片田舎の小さな呉服店でお買い物していただく方が、絶対的にお得なんです!!
うちの店の宣伝のようになってしまいましたが…
賢く買い物するために知っておいていただきたいです。
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