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【自己対話】他人と比べる毎日から卒業!自分らしい人生を取り戻すヒント

こんにちは、未希ライフです。
このnoteでは、自己対話を通じて気づいたことや、心と身体を健康に保つために実践していることをお伝えしています。


「隣の芝生は青い」

物心ついた頃から、私は何でも「いいなぁ」と他人を羨んでしまう癖がありました。
気づかないうちに比較の感情が湧いてくること、皆さんもありませんか?

受験、恋愛、結婚、子ども、仕事、お金、容姿、家族…
特に女性はライフイベントごとに人生が分岐するため、周りを見て羨ましいと思う瞬間が増えがちです。
理想の生活やキャリアを持つ人を見ると、「仕方ない」と思いつつも、モヤモヤしてしまうこともありますよね。

今回は私自身がその感情とどう向き合い、どのように気持ちに整理をつけたかをお話しします。

「隣の芝生が青く見える」瞬間とは?

SNSがしんどいと感じたとき

私の場合、閲覧するよりも「発信すること」によるストレスが大きかったです。

私は友人・知人・上司などと繋がっている鍵付きのSNS(Instagram、X、Facebook)を持っていました。
結果、全てのアカウントを削除しました。

アカウント削除は今思うと、かなり過激なことをしたと思います。
Instagramにおいては10年の思い出を詰め込んだ、私的キラキラアカウントを構築できていたので、全く後悔していないかと思うとそうではありません。
(XとFacebookは全く後悔していません)

<発信>
私はInstagramが大好きでした。
写真を加工するのも、キャプションを書くこともかなりこだわっていました。(鍵付きの非公開アカウントなので、営利目的でもなんでもありません。)
だた私のフォロワーである友人たちは、既に見る専にシフトしていました。
投稿はされないけど、私のストーリーは既読がついて「あぁ、見てるんだ」と認知したくらいです。
それでも、私はアラサーになっても更新頻度を落としませんでした。

周りは結婚して子育てと仕事の両立で忙しくしている人ばかりでした。
独身であることに肩身の狭い思いや、嫌なことを言われることも多々ありました。
だからこそ、独身でも楽しく生きていています!というアピールだったと思います。

「私の人生をジャッチしないで。」
「今楽しんでるんだから、放っておいて。」
そんな気持ちで発信していたことに気がつきました。

私は周囲に、私の芝生を青く見せたかったのです。
これまでの投稿は「自分の人生を正当化したい」という虚栄心で行っていたことに気がつき一気に目が覚めました。

本当に繋がっていたい人とはLINEが残っている。
アカウント削除で途切れる関係はそれまでだし、その程度だったんだ。
そう思い、削除しました。
最終的にLINEで連絡をとる人数は、片手で収まる程度。
それが現実でした。

<閲覧>
キラキラアカウントを見ると「凄いなぁ」「いいなぁ」と思っていました。
美人で、仕事もやりがい持って働いて、イケメン高収入男性と結婚し、素敵な自宅で、子育ても楽しそうにしている・・・なんでも手に入れている人は実在するのか!と自分の中で理想がどんどん上がっていきました。
最近だと、「自由な時間に好きな場所働けるフリーランス」もキラキラしたアカウントも多いですよね。

自分ではどうにもならないこと

自分を誇張し、他人から認められたい・好かれたい一心で発信しても、
他人の反応や気持ちは、自分ではコントロールできないですよね。

”みんなに愛されたい!”というもの自体、非現実的なのです。

2:6:2の法則というのを知っていますか?

自分のことを好きな人は2割
関心がないが6割
自分のことが嫌いな人は2割

どんなに好かれる努力をしても100%なんて無理だし、
その努力は努力の仕方が間違っているよ!と声を大にして言いたいです。

▼自己コントロールについてはこちらにも記事を書いています。

なぜ「青く見える」のか?

比較して物事を見てしまう癖

人が比較して物事を見てしまうのには、心理的や生物学的な理由があります。

  • 生存本能の名残
    私たちの脳は、危険を回避し、より良い状況を求めるように進化してきました。他人と自分を比較することで、どこに自分が不利で、どうすれば安全や利益を得られるかを判断する仕組みがあります。
    →まずは比較してしまう気持ちを「仕方ない」と受け入れましょう

  • 社会的なつながりへの欲求
    人間は社会的動物であり、他人との関係性の中で自分の位置を確認する必要があります。比較は、自分がグループの中でどのように見られているかを把握する手段です。

  • 競争心や向上心
    比較は、自己改善や成長のモチベーションにもなります。ただし、これが過剰になると自己否定につながるリスクがあります。

  • 情報の取り入れ方の癖
    特にSNSでは他人の「見せたい部分」だけが目につきやすく、それを現実と捉えてしまいがちです。比較対象にするには情報が偏っているのです。

  • 承認欲求
    他人より優れていることで、価値を認められたいという承認欲求が働くため、比較を通じて自分の価値を確認しようとします。
    →発信はこの傾向になりがちなので注意が必要です。
     私自身、noteを始めてから読者のリアクションやアクセス数などが気になってしまう傾向にあり注意しています。

必要な考え方でもあるので一概にNGというわけではないことがわかります。
現代は、情報を冷静に見られる力が問われるなと改めて感じます。(自戒を込めて)

私たちが見えているものは”ほんの一部”


先ほど、「情報の取り入れ方の癖」で説明しましたが、私はこの考え方がストレスや自己否定感を強める原因になっていました。
何事も情報を鵜呑みにすることは危険だと改めて感じます。

私のことを自身でもよくわかっていないのに、誰かのことを100%理解するなんて不可能なのです。

どんなおすすめ商品も
・アフィリエイト案件(報酬をもらうから投稿されているもの)
・本当におすすめなのかもしれないが主観的
・客観的情報は統計やアンケートになる(それでも母数の偏りで公平性に欠けると信ぴょう性が疑わしい)
・結局、使ってみないと自分が良いかどうかわからない

どんな素敵な人でも
・見えないところの苦労は誰にもわからない
・過去の努力や経験はその人にしか持っていない
・羨んだところで自分が変わるわけではない
・素敵ですね、以上!

自分の「現実」と他人の「表面」を比べることって本当に無意味!

比較思考を変えるための具体的な方法

自分の「当たり前」を見直す

私は毎朝"3GoodThings"を書いています。

嬉しかったこと、感謝すること、楽しかったことなどなんでも3つ書くようにしています。
過去には感謝ノートも書いており、自分の生活の些細な幸福ポイントをキャッチする習慣が身に付きます。

すると、徐々に他人のことよりも自分の人生に集中できるようになります。

基準を「他人」から「昨日の自分」に変える

過去の自分と比べて、成長や進歩に目を向けてみることができると随分楽になります。
日々の変化が微々たるものになるので、変化を実感するためにもジャーナリングをお勧めします。

思考の癖の変化もかなり実感できると思います。
過去の自分の日記を読んで「わぁ、こんなことで心乱れてる(笑)必死だったな〜」とちょっと大人になった自分に気がつけたりします。
私は3ヶ月前の日記を読み返すと相当変化を実感できます。
まずは1ヶ月・・・でも続けるなら3ヶ月!

▼ジャーナリングの書き方について

SNSの使い方を見直す

私のようにアカウント削除は過激すぎる方法だったと思うので、あまりお勧めしません。

1つ見る専のアカウントを作成して、本当に好きな人だけをフォローしてその人の投稿だけ見るとストレスも相当軽減するはずです。
友人知人の近況は、会えた時や電話で直接聞きましょう!
発信を見て「私の近況知ってね!」というのも、改めて傲慢な姿勢だなと感じます。

心で”境界線”をしっかり引けるようになると、現状のままでも捉え方が変わります。(この境界線の考え方もとても大切で、別記事で詳しくお伝えしますね。)

「羨ましい」を「私もできるかも」に変換する

本当に自分のものにできるかを考えることは有益だと思います。
羨ましいで終わらせないのです。
素敵な要素を書き出して、今の自分でできるとことから取り入れていく。
この方法が一番自然に上手に付き合う方法なのかなと思います。

結局、自分自身が変わるしかない!

キラキラしている人に「ずるい!」と憤ったところで、残念なのは心が乱されている自分自身なのです。

他人は変えられないけど、自分は変えられる。

改めてこの言葉に立ち返り、自分を上手に取り扱えるようになりたいですね。

おわりに

いかがだったでしょうか?

私は30代になっても、虚栄心や自己顕示欲や承認欲求を抱え生きてきました。
この手のものは他人に言われても聞き入れ難いんですよね。
自分で気づいて、試行錯誤して向き合うと、確実に見える世界が変わります。

もう特に20代〜30代の女性はしょうがないと思います。
ライフイベントがそれぞれ出てきては、みんなそれぞれ自分の人生の選択は正解だと思ったり、正解にするぞ!と生きているはず。
それはそれで良いのです。
だからと言って他人を非難したり、自分の人生を押し付けることはちょっと違うなと思います。

表面上大人の対応はできるようになっても、心の奥底にある感情に蓋をしていては何も変わっていないのです。
むしろ閉じ込めていた思いは身体にも心にも害を及ぼします。
私は本当にこれに苦労しました。
でも、いつからでも軌道修正は可能だというのも実感しています。

少しでも気づきになれば嬉しいです。

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