2024年、フィルムライフ
6月に京都芸術大学の藝術学舎にて銀塩講座に参加しフィルム面白いなーとハマり、ハーフカメラ3台、普通の2台ほど買った2024年でした。
フィルムカメラ、現像代高い問題はさておき買ってよかったです。楽しい。カメラ楽しい。フィルムカメラも楽しい。
結論としてら古い状態の良いものを安価に手にして始めるのが良い、でした。最新のpentax17も良かったけど古いものも状態いいものは十分実用だなーと。
買ったカメラたち
Pentax SP + Super Takumar 55mm F1.8
銀塩講座では1回目はフォトグラム(だったかな?)とかピンホールで印画紙に焼き付けるタイプ。2回目では3時間くらい時間もらって近隣撮影してその場でフィルムの現像をやらせてもらい印画紙に焼くところまで。3回目は現像済みフィルムを持っていき印画紙に焼くんですが2回目に比べると覆い焼きとか焼き付け後の修正あたりまでやらせていただける感じ。
4回目はバライタだったんですが残念ながら別予定で参加できず。
2回目の時はカメラを持っておらず、学校側に貸していただいてました。3回目に向けて近所で撮るぞーという事で買ったのがPentax SP。張替されてる木目調のにしてみました。レンズはSuper Takumar 55mm F1.8。
露出計も動いて写りも結構気に入ってます。
初期に撮ったモノクロたちですが、映りますねぇ。
夜のカラーは色味が若干緑になるかなー。デジタイズの関係もありそうですが。とはいえ結構良い。
Pen EES2
ハーフ楽しそう!新しいのでるの!?とPentax17を予約したけどこのころは来る気配が一切なく、では似た感じに目測で距離設定するタイプのPen EES2に手を出してみました。メルカリで1万くらい。
これまた結構良く映るんですね。ビックリ。
ハーフ楽しい。とハマったこの夏でした。
Pentax 17
予約のPentax17は2か月経っても来る気配がなかったのです。そんな時にリコーのHPでゲットできたのでそちらで購入。
こちらもシャープに写るという評判でしたがそんな感じでした。Penも悪くないのでどっちも好きですが。
今年は作品制作もあって月1-2くらいで夕方 - 夜の高尾山に行ってたのでそちらにも持ち出しては撮ってました。
風景も良い感じに撮れて結構楽しかったなー。
と思ってた矢先に電池が物凄い勢いで減る事象に出会いまして。。。流石に新品電池入れてほぼ撮影してないのに数日で電池切れはおかしいだろ。。。ということで修理へ。
2週間程度で戻ってきて無事電源問題は解消。これ同じ事象にあたってる方がSNSでは複数おり、不良っぽいんですよねぇ。とりあえず、再び活用してます。
Pen D2
Pentax17が手元になくなり、Pen EES2は貸し出し中だったこともあり、気になってたD2を購入。こちらもメルカリですが、値が下がってるタイミングで8500円なり。状態が不安でしたが思い切って。割と問題なく使える子でした。
レンズが明るいので開放で撮ると意外といける。手ブレはありますけどね。。。
逆光時のゴーストもオールドレンズの楽しみなんて話もあり、やってみると機種ごとに結構違うのが面白いですね。この子は多角形で出てきてました。
Leica IIIf + Summitar
最後に手を出したのがLeica。あこがれもあり、買うならフィルムがいいなーとここ半年見てたんですね。
デジタルでLeicaは高すぎる。M3とかM4あたりも高いし現物を店頭でみたら思た以上にデカかった。。。そこで見かけたバルナック型Leicaが小さくて見た目も良く比較的安価で気にいってしまい。。。探し始めたところ、レンズ込みでだいぶお安いものを発見。本体とレンズで一桁万円でした。
レンズは曇りありとの記載でしたが、一応、カメラ店だし大丈夫だろうという事で購入。みた感じだとレンズの曇りは私の目では分からずでデジカメにつけてみても良い感じで撮れてました。
なお、フィルム装填が若干癖がありますが、外で立ったままでも出来るレベルだったので問題なし。
別記事でも書いた気がしますが、こちら残念ながら高速シャッターのタイミグがあっておらず、シャッター幕が写ってしまうという(笑)。まあ市場価格からしたら安かったしなぁ。。。ということで、専門の修理店に相談。送ってみたところ、想定通りシャッター幕の調子が悪いとのこと。シャッター幕交換だけでも良いけど、オーバーホールしてもいいと思いますよ、という言葉に乗ってオーバーホールしてもらいました。ピント窓の2重像も縦のずれが気になっており、そちらも直していただけました。更にシャッター音がデカいですねーとコメント頂いて。普通が分からないので教えていただけるのは助かる。ついでにレンズも送って状態を見ていただいたところ、そんな悪くないと教えていただきました。
この子については絶対長く使うぞ!という思いがあるため、3万ちょっとのオーバーホールは出して損はないだろうという判断でした。
戻ってきてから二重増の縦が合いピント合わせためっちゃ楽になった。そして、シャッター音もかなり静かになってました。ありがとう、カメラ工房まつしたさん!撮影したものは現像中なのであがってくるのを待ってるところです。
この後、バルナックLeicaならエルマーだろうと、ついついニッケルエルマーも買ってしまったり。。。散財気味な今年でした。ただ、オークションでお安めだったり状態はいいが沈胴しない子でもしかすると偽物!?という疑惑も捨てきれません。まあ、それも含めて楽しむ方向で楽しむのです。
本体とsummitarは1952年くらいのもの。70年くらい経ってる?エルマーは本物であるなら、シリアルナンバーから1932年のものらしくこっちは90年超え。エモいとか抜きに機械式のカメラって凄いし楽しいです。実は、Pentax17よりもLeica IIIfやPen D2のが好きだったりします。
おわりに
結局、Pen EES2はハーフやってみたいーという大学の友人に買い取ってもらい、手元のフィルムカメラは4台です。多分、LeicaとPenD2中心に使っていくと思います。フィルムで何か作品化してみたいし、ハーフでも作品化してみたいし。ただ、まだ露出失敗が多く作品以前に試行錯誤が必要な感じ。ゆっくり数年かけていこうと思っているところです。
あ、そう言えば、大人の科学のフィルムカメラも買って組み立てたんでした。こちらはね。。。残念ながらフィルムが上手く巻き上がらなくて組み立てを楽しむだけになってしまいました。ピンホールやりたかったので残念。ただ、不器用なのでこう言う系は本当に苦手で、早々に諦めました泣
ということで、フィルム楽しい。楽しいのでゆるゆる続ける。そんな2024年年末でした。
次回は、多分12月の振り返りと今年の総括。。。かな。
とりあえず大掃除が先です。