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技術屋さんを活かす組織開発

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20年以上、システム開発の現場を良くするには?何が問題なんだろう?と考え、中で自ら身を切っていろいろ試行錯誤してみた経験だとか、得た知見を書いていきたい。 世の中SIerはダメ…
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#システム開発

ITプロジェクトの失敗の原因は顧客や上層部の理解が浅いからです。

※この記事は私の個人の見解です。 ぶっちゃけITの会社の上層部が、システム(に関わる人)に対する理解が浅すぎる 自分がその人のレベルで痛い思いをする(ことを気持ちとして表に見せる)ことすれば良いんだけどな。 あと、笑って痛いことするのとか。ケツ叩くのも絶対やらないほうがいい。やらせておいて違うと後からいうのもやめた方がいい。 (自分が悪いことにしてください) 失敗は、 ・システムオーナー企業(顧客企業)の上層部が理解が浅すぎる・興味が薄すぎる(自分事でない)ことが根元で

[記事メモ]内製化

良記事。 「内製」を「アジャイル開発」におきかえても成立すると思う。 システム開発「内製」ブームに危惧、重なってみえるあの状況 鈴木 慶太 日経クロステック/日経コンピュータ 2021.11.04

「アジャイル開発とは?」をシンプルに説明してみる/開発はしない人に向け

最近「アジャイル開発」「スクラム」という言葉を聞く機会が増えてきました。DXにはアジャイル開発だ、なんて話も聞いたことがあるかもしれませんね。開発者の方々は実際にやってみながら習得することも出来ますが、ソフトウェアを発注する方だとか経営者や営業の方はそうもいきません。 ネットで「アジャイル開発」だとか「スクラム」と検索すれば説明記事がみつかります。おおむね「1-4週間の反復期間を繰り返しながらソフトウェアを開発する手法」といった説明が見つかると思います。…が、スッキリ説明す

知的生産のモニタリング(の悪手)

メモメモ これマジでそう SIerもそう https://twitter.com/drumroll_tokyo/status/1385509512677789699?s=19

日本のIT業界に足りてない一番大切なこと

twitterで流れてきた以下の記事。 大人になってから学ぶサッカーの本質とは ラグビーの五郎丸歩選手の「日本のスポーツには自主性が欠けている」という話を引用して、サッカーもそうだと。 私、IT業界で20年以上やってきてますが、同じです。 スポーツ選手が監督の言葉を待って言う通りに従おうとすること… IT業界でもそう。 上司や顧客の指示を待つ。 …日本の教育過程が原因だ。教師が言うことを聞かせるように怒ったり罰を与えたりするから。 (※私が子供の頃は少なくともそう

【読書メモ】ヤル気が足りないことも大切なんだわ…分かんないだろうなぁ

やる気のある態度を常に引き出そうとしない人物をリスク管理人に任命せよ。 トム・デマルコbotより

プロマネやエライ人やユーザー企業のエライ人は一年くらいは開発チームや運用保守チームに交換留学人事してみたらいいのに

システム開発や運用保守にたいして、 あの件はどうなってる? できてないの?間に合うの? 対策を明日報告して! スケジュールたてて!(間に合うように!) こういうの、現場の負担を増やして、システムを劣化させてるんだけど、分かってるのかなぁ…という話。 言われることに応対したとして、なにかやってくれるんだろうか? 状況が的確に伝わって、かつそれが的確に理解され、適切な対策がとられることもあるとは思います。 …が、なぜかあんまり上手くいかない。 なので、1年くらい現場の

プログラムは作るものではない???

「プログラムを作る」と言います。 パソコンのキーボードをポチポチ押して画面になんか文字を並べていくイメージのやつね。 「自動車を作る」のと「プログラムを作る」って同じに見えるかもしれませんが、違うんです。 プログラムって製造物じゃないんです。 ちなみにこの事は以前から指摘されてることで、目新しいことではない。 検索してみてください。見つかると思います。 ここを世の中の経営者や管理者…多くの人がいまだに分かってない。 だから上手くいかないのです。 例えば、音楽とか映

【お話の前提として知っておいてください】ウチの社員は『いい人』

私はSIerに20数年勤めてます。 先進的な技術を扱うということと まーまーの規模の企業でしかも親会社が日本の大企業ということ この掛け算はなかなか味がある。 この経験からえた見識を語ってるんですけれど、話を上手く理解していただく前提として、以下を伝えておきたいです。 ウチの会社の人は いい人 真面目です。 まー不器用、実直、… あと、シャイ 例えば、まープレゼンの見映えが他と比べてみ劣る。 この業界にいるかたなら、これだけで会社を特定できるのではないか?ってく

子会社化のデメリット

ウチの会社は、子会社を持っている。 いつだったか10年から20年前に、本体から分離する形で何社かつくった。 理由は当時の経営判断であり本当のところは知らない。組織改編のときにはいくらかの説明の文書はまわってくる。その地域の地元企業の対応のためとかなんとか。 で、私個人の考えだが、今になって(☆)会社を分けたデメリットが顕在化してきていると思っている。 小回りが効かない親会社と子会社なので、上下関係がある。 これは特に疑う余地はないと思う。 …まあ、親会社のほうがエライ

管理のさじ加減

私、SIerに勤めてます。20年以上。顧客企業のシステムを開発することが主な会社です。 ※あくまでも個人の見解です。所属する企業とは関係ありません。 ※事例をそのまま書くことはありません。複数の体験を組み合わせたり組み替えたりして創作したお話を書きます。 まあ、世の中SIerはダメだダメだという話は良く聞くと思います。記事を書いてる方から見ればそう見えるのかもしれませんが…そうだなあという指摘もあるし、いやぁ一概にそうともと思うこともある。 あまり理解されてなさそうなの

管理をうまくやりたいんだな

昨日書いた以下の記事で、 管理すると現場に影響を及ぼす。 管理者や顧客は管理をしたい。 ということを書いた。 管理のさじ加減|Miki Kazuhide 先程、ふと思い付いた。 うまいこと管理をしたいんだな。…あたりまえのことか。 でも、うまくできないことで問題が起きるのは困る。 ポイントは… 管理しても開発そのものは進まない。 管理者だけでは開発はできない。 開発者を増やすか、開発効率を適正にするか。 開発者を単純に増やしてもうまくいかない。 参照:「人月の

「技術屋」ってワケわからん?

私は会社に入ってすぐに違和感を感じました。その頃は言葉にできていませんでした。 若い頃の見え方ITの会社に入ったのに…何か技術わかってんのかなぁ?みたいな。 (若いなぁ) 私は子供の頃からプログラミングはいろいろやっていましたし、大学でもインターネットだとかunixで遊んでましたし、そういう技術力はありました。並みの社員よりは圧倒的に。 その影響もあるから周りの意識が低く見えるだけなのかもなぁと過ごしていました。 数年たって、同期の中でも技術を大切に思ってないのでは?と

本質を一言

いろいろシステム開発現場で起きてることを、少しずつ紹介しつつポイントを伝えていくつもりなんですが… ふと書きたくなったので、ツボを書きます。 技術者に干渉しすぎるからうまくいかなくなる。…干渉しても意味がない、の方が的確かな?