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031. 宝物を集めるみたいに
「自分のページだもん、暗いこと書いたって別にいいよね」と昔はSNSに書いていたこともあった。でも気がついたことはとにかく「澱がたまっていく」ような感覚だったことだ。
去年の育休中、手に取った小説たちは、とにかく心の栄養になって、どんなに自分自身が「言葉」に生かされているかが分かった。
フィクションなんか読んで意味あんの?っていう人もいると思うし、一時期そう思っていた時もあった。
でもそれをいうならドラマは?映画は?ってことだ。
だれかが頭の中で作った物語。その扉が形作られて開かれる用意されているなら、その先の香りや景色を見てみたい。
読み終わった時の「残り香」こそが、自分の次に進むためのパワーになる。いや、確かになっていた。
小説だと暗い話でも読み終わったらスッキリするものもあるのに、SNSの自己の暗い愚痴?って本当に何物にもならない。
心に澱が溜まっていることがわかったら、立ち止まり、美しい何かを読んで、吐き出すにしてもまた美しいもので包んでしまいたい。
noteの1つ1つの投稿が輝やいてる宝石の1つであり、宝石を輝かせるためのやすりでもある。投稿するたびに宝物が増えていく感覚だ。
noteは「言葉」が大好きな人たち、「表現」が大好きな人たちの集まりだなと思ってる。
あたしのnoteに目をとめてくれてフォローしてくれてる人たちには感謝したい。
このnoteという場所、これからも続けて歩いていきたい。
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