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毎日の食事は神様への捧げもの?

アーユルヴェーダ(インド)では、体の中に消化の神様(アグニという火の神様)がいるといわれています。私たちの毎日の食事が神様への捧げものになっていると考えられています。皆さんはどういった食べ物を毎日、自分の中にいる消化の神様に捧げていますか?新鮮な野菜や肉、魚でしょうか。それとも加工された食品でしょうか?ただの食事として考えるのであれば、手軽に食べられるインスタント食品はとっても便利です。しかし捧げものとしてはどうでしょうか。良いとは言えないですよね。とは言え、全てを純粋な物を選ぶのは難しいですが、どっちにしようかと迷った時は神様への捧げものと思いながら、買い物をしてみて下さい!きっとその選択は心地よさに繋がっていくと思います。

日本の風習の食べる前に手を合わせ「いただきます」、食事が終わったら「ごちそうさま」。昔から食事は神聖なものだったのがわかります。しかし現代では、スマホやテレビをみながら食事、早食い、栄養が取れればいいだけの補助食品。便利になったが故の結果ですが、忙しい世の中のなかで食事の大切さを失ってしまっているかもしれません。24時間買い物ができて食べ物を買う事ができる日本。そこには食物を育てた人、運送した人、販売した人、食事を作ってくれた人・・・とたった1食食べるのにたくさんの人がかかわって私たちがやっと口にすることができます。

この「何をたべるのか」「どのように食べるのか」と選択すことは「ギャーナヨーガ」(識別のヨガ、チョイスする事)が求められているという事。ついつい忘れがちですが、食事は神聖な物で自分の中の神様への捧げものであり、色々な人への感謝をしながら味わうという事を思いだして頭の片隅に置いてほしいなと思います。

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