「ま・ご・わ・や・さ・し・い 『ご』」
今日は「ご」 ⇒ ゴマをはじめとする種実類です。
アーモンド、クルミ、ギンナン、ソバの実・・。
香りのいいものが多いですね。
タンパク質やミネラルもあるし、抗酸化作用が強いといわれます。
酸化は老化に通じますから、若さを維持するのにいいわけですね。
ゴマの栄養価の高さは古くから知られていました。
古代インドでは、仏教の教えで肉食が禁じられたので、栄養補給のためにゴマを主食としたとされます。
精進料理の代表格として「胡麻豆腐」もありますね。
植物は移動できないので、種子を離れた場所に蒔くために、さまざまな方法をとります。
タンポポの種のように、風に乗せて運んでもらうもの。
ヤシ実のように、波に乗せて運んでもらうもの。
オナモミのように、動物にくっついて運んでもらうもの。
ほかに動物に食べてもらって、糞として離れた場所に運んでもらうものもあります。
つまり動物の体内で消化されないように固く守っているのです。
だから、種実類を摂るときには「切る」「すり潰す」などして、十分にその栄養が摂れるようにしましょう。
そのままいただくなら、よく噛んでくださいね。
ゴマをするのは美味しさだけでなく、理にかなっているのです。
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