DESIGNART研究所 Day7 600年以上続くブランドのあり方とセルフブランディングの両立
DESIGNART研究所。計8回のプログラムの7回目(9/21)です。
午前に伊藤さんの講義で、午後はお題を元にしたワークショップの実施。
事前課題
お寺の概念を使って展開されているサービスを調べてきてください。
(例:リトリート施設)
講義参考記事:ソニー 野村不動産グループ
講義
より多くの人々に禅に興味を持ってもらえるように、坐禅体験×ヨガやテクノロジーやアートとの掛け合わせ、USやヨーロッパのアーティストとのコラボレーションなど様々な試みをされてきた伊藤さん。
ブランドとは、力みが抜けること
(信頼や自信があるから、何をやってもOKになる)
とおっしゃっていました。
また、時代に合わせて変えるべきモードといつまでも変わらないコード(知恵と慈悲など)を意識することが大切。
伊藤さんの場合は蔵の整理などをして、600年変わらないもの=コードは何か、というのを紐解いていったそうです。
やりたいことをやるために、収入源の多様化を図って実現していたり、勉強会などで地道なPR、学芸員や周りのお寺との協力など、非常に勉強になりました。
今の人も100年後の人も美しいと思うものは何かを問い続けている
そうで、考える時間軸がすごいです・・!
ワークショップ
「お寺の概念を核とした考え方で、世界の人々にとって全く新しいサービスを検討する」
講義で学んだお寺の概念を元に、これからの世界の人々にとって必要な全く新しいサービスをチームで検討してもらいます。
(すでにさまざまな形で展開されていますが、これからの世界にとって日本の考え方・価値観は必要であり、また世界に日本をブランディングしていく意味でも必要なことでもあるため、まだないものに限定します。)
私たちのチームは、禅だけだと距離があるので、推しとの掛け合わせがいいのではないか?との議論をしました。
具体的には、日本のサブカルチャーである漫画/アニメ/声優/アイドル×禅で、グローバルに日本の思想を届けつつ、世界中の人の今ここに集中、リラックス、ストレス発散、Well-beingに貢献ができるのではないか、という提案をしました。
今回も楽しかったです、残り1回!