見出し画像

多摩美術大学 TCL Day1 Day2

先週から下記、TCLの第一期生として、学び始めました。


画像1

ずっと、アートやデザイン領域をきちんと学んでみたかったものの、社会人向けにはハードルが高いものが多く(美大卒の人のための大学院とか、卒業制作がとか・・)、悩んでいるという話を佐宗さんにしたところ、来年からこういうプログラム始まるから、参加してみたら?と!

無事面接も受かり、ワクワクしながら初日を迎えたのですが、なんかいろいろ濃い!です!

消化不良になりつつも、数か月後の自分がどう感じるかな、というのと、今後受けてみたいと思っている人のために、気づきを残していきたいと思います。

Day1 AM

午前中は永井一史さんから、この講座に込める想いなど講座概説の後、

画像8

βaceの山下貴嗣社長からのお話です。


画像7


「チョコレートを新しくする」
というミッションの元、カカオ農家との関係、チョコレート製法・風味、楽しみ方、体験など、様々なことをアップデートされています。驚いたのは、カカオ70%と砂糖30%の2成分だけで、チョコができているということ!産地によって味が違うらしく、頂いたハイチとインドのチョコは、本当に全然違いました。

また、ザクザクとした触感にしたり、食べ方を楽しんでもらうということで、形もなんともキュートです。

画像2

山下さんは日本人の「きめ細やかさ」や考え方、美意識(引き算や旬など)を活かしたく、チョコレートの日本的再解釈をしたとおっしゃっていましたが、そういう考え方があるのか!と目から鱗です。わたしも日本文化を何かアップデートするか、海外のものを日本的にアップデートしたい!と思いました。(何があるかな)

非常に戦略的にビジネスを組み立てていらっしゃって、現場が好きで、熱量が高く、とても素敵なお話を聞けました!近々お店に買いに行くorネット購入しようと思います^^ 

Day1 PM

午後は佐宗邦威さんの、ビジョンのアトリエワークショップ(2日目の午後も続きます)

画像5

1日目は「ビジョンにアクセスする(妄想ー知覚)」

全身で体感して→視覚(絵で感じ考えて)→最後に言語化、ことばにする 
感じることを大切に。

とのことで、まずは自分が好きなものを知ることから始めます。

いくつかのワークを通じて、自分の内面を見つめ直すことができました。

●偏愛コラージュ
自分が好きな写真を、8枚ほどスケッチブックに自由に並べていきます。美しい自然、風景、文化がある国が好きだということを再認識。 

▼キーワード
アナログ 五感 日本の美 四季 お花 ピンク 空と海 解放感 自然 緑 きれいな空気 フランス イタリア 青 リゾート ヨーロッパ デザート 甘い フルーツの恵み(最後はジェラートの話)

画像3


●妄想インタビュー&もしもクエスチョン

自分の普段意識していない感情が、見えるようになります。例えば、自由な時間が3年間あって、100億円つかえるとしたら、何をしたい?という問い。使える時間と金額が大きくなると、必然的に利他や地球レベルのことを考えるようになりました。

そうすると、今の仕事等とは全然関係ないですが、、より美しい地球環境をつくっていくには?というところに自然と意識が向きました。(自然や四季が好きだから、もっと身近に感じたいという想いなのかもしれません)

また、もしも○○だったら?という問いかけをすることで、今は現実的なものでなくても、自由に発想していける、してもいいんだ、という気持ちになりました。

その後、自分のビジョンを絵に描き、2日目に持ち越し。
(もっと絵がうまく描けるようになりたい)


Day2 AM

2日目の午前は、深澤直人さん。デザインとは何か?ということ、創造(Creative)の仕方、クリエイティブのプロセスなど、たくさん教えていただきました!

画像4

深澤さんのHP 美しいです


どんなことからも「気づく」ような環境を自分の周りにセッティングし、「違和感」を大切にすること。

これから心掛けたいと思います。

デザインにストーリーが大事とおっしゃっていて、事例として、フィンランドの自動運転バス(GACHA)のことをお話いただきました。コンセプトMovieを見ると、日本のトイ・カプセルと相まって、バスが可愛く見えてきます!

1日目の山下さんと同じく、日本的感性をふんだんに盛り込んでいらっしゃるところが、とても素敵で嬉しいです。

▼GACHA

▼コンセプトMovie


Day2 PM

1日目に続き、佐宗さんのワークショップ。

2日目は「ビジョンを表現する(組替-表現)」

●ビジョンアートの制作
久しぶりに色鉛筆とクレヨンを使い、楽しかったです。

▼キーワード
エコ 助け合い 自給自足 余白 本来の人間的な生活 自然を活かすテクノロジー

真善美を明確にする。自分のビジョンを表現し、投げかける勇気が必要。 

そのときに、挑発することが時には有効とのことです。
1)当たり前の前提に対して問題提起する 
2)別の選択肢を提示することで、内省したり議論する 

私自身は、こういう選択肢はどうですかね、という提案ぐらいの温度感がちょうどいい気がしました。

その後、みなの作品を展示して、批評を行いました。参加者の属性が幅広いからか、ビジョンと表現方法が多種多様でした!

●パーパスの振り返りとミッションのコピーライティング
良いミッションとは 
1)誇りを呼び起こす 
2)共感を呼ぶ 
3)方向性が明確 
4)価値観が明確 

が必要だそうで、動詞の選択が1番大事とのこと。

Do型、Value型などの種類があり、考えたミッションは、自然とテクノロジーでより美しい世界をつくる(Do型)になりました。

何度も見直すたびに、ミッションも少しずつ変化していくようですので、現時点のミッションということで。人間中心ではなく、自然とより共生した未来がみたいんだということが理解できました。

「自然」ファーストだった自分の深層心理を大切にしようと思います。

●グループ作り
今後に向けてのグループでは「Nature&Beauty」チームになりました。

次回に向けて

1)日常の中の「違和感」を探す
2)好きな会社と嫌いな会社を見つける
3)未来日記を書く

が宿題です・・!


では引き続き、楽しんで学んでいきたいと思います✨





いいなと思ったら応援しよう!

Miki
最後までお読みいただき、ありがとうございます!スキ💛コメント、とても嬉しいです💛