1週間で8本の短編を書いてみて
短編と書きましたが、正確には「超短編」です。
先週、文学企画に(遅刻しながらも)参加させていただき、
ワワワッ!と8本の物語を書いてみました。
(タイムラインをお騒がせし、すみませんでした)
|どうして1週間で8本書いたの?
1つめの理由は、
「企画のタグ」を眺めていたら、全部書いてみようと思ったからです。
何となく場面&人物設定して、
何となく使いたい表現をネタ帳から引っ張り出してくると、
あとは意外と書けてしまうものだな、と。
1週間と言っていますが、実際には
1日に4本を、2日間。
う~ん、われながらよく書きました。
1日4本で、おそらく5000字~6000字前後書いていると思います。
2つめの理由は、
「自分の今の限界」を知りたかったから。
●執筆可能な文字数
●文体や文の形式(後述)の種類
●随所でふさわしい言い回しができるか?
●無理やりでも~1500字程度でまとめ切れるか?
この辺の感覚を、一度しっかり掴んでみたかったんですよね。
思い立って勢いで始めてみたけれど、自分の中にはこんな理由がありました。
|様々な「文の形式」に挑戦したかった
お題タグの8本をすべて同じトーンで書くのも飽きるなぁ、と思ったので、
今回はいろいろな種類の「文体」「文の形式」にもチャレンジしてみました。
特に「文の形式」。
小説を読むとき、
語り手は誰なのか?とか
いつの事を話しているのか?とか
ぼんやりとしか認識できていなかったので、
今回は自分で書いてみることに。
【語り手/自制】でまとめると、こんな感じ。↓
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■【第3者/現在】
[1分小説] 逢|#始まらずに終わった恋
[1分小説] 逢|#やばい恋心
■【1人称/現在】
[1分小説] 愛|#聖なるウソを呟いて
[1分小説] 愛|#気づかなかった愛
■【第3者/現在】
[1分小説] 藍|#癒えない傷とともに
[1分小説] 藍|#灼熱の悲しみに悶絶して
■【1人称/過去】
[1分小説] 哀|#言いそびれた『ありがとう』
[1分小説] 哀|#言えなかった『ごめんなさい』
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「1人称」と「第3者」だけでも、
ずいぶん文章の雰囲気は変わるのだなって。
書きやすさも、しかり。
全然、感触が違う!
そんなことを肌で感じました。
|1週間で8本の短編を書いた感想
物語の世界に住むのは、案外、
私にとっては生きやすい方法かもしれないな、と
あらためて強烈に思いました。
どんなに面倒くさくても、
読書中、日常生活の中、
電車を待つホームで聞いた会話など、
ぜったいメモしちゃうんです。スマホに。
だから、ネタだけはぎっしりあります。
結局それって、好きなんだろうなって思うのです。
何が好きか?
他人、そして世界を観察すること。
あと、
あることないことブッ込んで
空想の世界を"さもあるかのように" 表現すること。
そしてその世界に浸って、愉悦すること。
なんだか変な人みたい。。。?♡
でも、普通には言いずらいことも、
過去や現在の悩みや一切の感情を織り交ぜた結果、それが深みとなって作用する。
それって日々のストレス解消にもなって一石二鳥!
(素直な感想です)
↑こちらにも「やっぱり小説っていいよね」みたいなこと書いてます。
そんなわけで
今後も人生の続く限り楽しいライフワークとして?
筆を執っていこうと思います。
おまけ。
特に私が書いていて楽しかったのは、この3本。
♡♡♡
……次は何を書こうかな?