初めての起業は「自分を知って活かす星読みセッション」でした。
娘を亡くし星読みを学びながらセッションを提供し始めます。初めてのクライアントさんはお嬢さんを亡くした方でした。
私自身も娘を失った喪失感からどうしていいのかわからなかった日々を思い出しました。
お嬢さんにはお嬢さんの人生があってそれを受けてあなたが何を感じてどう生きていくかがあなたの人生と言われセラピーを学び始めました。
涙を拭いたり鼻をかんだティッシュの山ができました。ほんとうにしんどかったですが「それだけ泣いたらこれからどんどん軽くなっていきますよ」という言葉を鵜呑みにして頑張り続けます。
それまでほとんど自分の感情にフォーカスしてこなかったのにいきなり感情を感じなくちゃと頑張りすぎ、これまでの出来事が走馬灯のように一気に押し寄せ感情に飲み込まれる日々が続きました。
でも弱音を吐いてはいけない 逃げてはいけない頑張って乗り越えないと・・・
娘の死を無駄にしてはいけないと頑張りますが心身ともに疲弊し限界を感じました。
受講を辞めると伝えると「辞める辞めないは別にどっちでもいいけど「そうやって逃げるのもう辞めない?」とあなたの感情が言っている。そう言われ逃げたからこうなったとさらに辛い状況に陥ります。
逃げてはいけないと講座に参加しますがもう無理だと感じてグループを抜けました。
セラピーを学んだおかげで「逃げてはいけない」という思い込みから解放されたと気づいたのはそれから1年が過ぎた頃でした。
喪失体験後は自分でも気づかないうちに頑張りすぎてしまう場合があります。
これから私はどうすればいいんだろう。
そんな状況で星読みに出会いました。星読みは私が生きていくための「道しるべ」となりました。セッションを始めたのは、私と同じように深い哀しみを抱える人に「ひとりじゃないよ」と伝えたかったから。
星読みが哀しみを消すわけではないけれど心に光が差し込むきっかけになる。
哀しみと向き合う時間とそれ以外の時間を行き来しながら過ごすことが大事なグリーフケアの一環として、先ずは自分自身に星読みを活用してみました。
深くて暗い穴に落ちてしまいもう二度とここから抜け出せないと人生の全てを否定しかけていた私ですが、星読みの視点から新たな視点や気づきを得て自分自身や大切な人とのつながりを見つめ直すことができました。
喪失体験の中では自分を責めたり過去にとらわれて前に進めなくなる場合があります。自分の居場所や生きる意味を見失ってしまう場合も。
そんな状況で「このままだと一生後悔する」「あなたには特別な役割がある」と言われたら無理にでも頑張ってしまうことも少なくありません。
何より大切なのは「今の自分の想いを大事にする」です。
何を話しても、話さなくても大丈夫ですよ。
星読みの情報をお伝えしながらゆっくりと時間が流れます。
「娘を救えなかった私は笑ってもいいんでしょうか」
泣きながら話すクライアントさんに伝えるのは
「泣いても、笑っても、怒ってもいいんです。ここはそんな『場』なので」
喪失を無理に乗り越えようとするのではなく、その哀しみを抱えたままでも自分の人生を生きてみようと思えるようになる。
「思えるように頑張る」のではなく「そういえば思えるようになったな」
そんな安心感を育てていくきっかけとして、自分を知って活かす星読みセッションを使ってもらえたら嬉しいです。
そんな想いで苦手なパソコンと向き合いながら造ってみた星読みセッション。
最近は「星読みはおまけ」でもいいなと思っています。
私は星読みがきっかけで自分を取り戻したけど絶対に必要とは思わないから。
「安心感」は、たとえ今あなたが感じられていないとしてもちゃんと備わっている。
あなたの心と身体がリラックスし始めると、少しずつ感じられます。
もっとシンプルに!
「noteという街」の中で
カフェのような『場』を開くには、、、
脳に答えを見つけてもらおう。