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自分に戻る力〜占星術の5つの天体が教えてくれること〜

生きていると悩んだり自分の道が見えなくなったり、何をすべきかがわからなくなったりすることは、決して珍しいことではありません。そんな時、どうすればいいのでしょうか。

私は占星術を学ぶ中で、人間の発達段階という考え方に出会いました。

占星術に登場する10の天体のうち個人の特性を表す5つの天体は月・水星・金星・太陽・火星。それぞれが示す年齢域やテーマに立ち返ることで、自分が持っている力に気づけます。

ミクロコスモス 〜自分の中にある宇宙〜


「ミクロコスモス」

これは、私たち一人ひとりが小さな宇宙であり、私たちの内面にも宇宙の法則やエネルギーが宿っているという考え方です。

私たちの中にも宇宙と同じように太陽や月、星々があり、私たちの生き方や感情に影響を与えているという捉え方です。

5つの天体は5人の「スタッフ」

たとえ孤独だと感じる時でも、実は私たちの中には頼りになる5人のサポートメンバーがいます。彼らはそれぞれ異なる役割を持ちながら、私たちが生きたい人生に向かって進む手助けをしてくれるのです。

では、それぞれの「スタッフ」がどんな役割を果たしているかを見てみましょう。

「月」感情・安心感

まずは月です。月は幼少期に関わる天体で、私たちが無意識に求める安心感や心地よさを象徴します。

迷ったときには、心が本当に落ち着く場所や時間、あるいは人を思い出してみる。月のスタッフは、あなたに安心感と癒しを提供する役割を持っています。

「水星」知性

次は水星です。水星は知性やコミュニケーションの力を表し、思春期から青年期にかけての学びのプロセスとつながります。

困難に直面した時、まず「冷静に考えること」を意識してみる。そしてこれまで学んできたことを振り返り狭まった視野を広げてみてください。

水星のスタッフは、あなたが新しい視点を得たり、冷静に状況を捉える手助けをしてくれます。

金星:感性

「金星」は楽しみや美しさ、喜びを司る天体です。自分を楽しませること、喜びを感じることを忘れていませんか?

金星のスタッフは、あなたの人生に楽しみや美を取り入れ、余裕を持たせる役割を担っています。忙しい日々の中でも、少し立ち止まって自分を楽しませることを意識してみませんか?

太陽:目的意識・生きる力

「太陽」は人生の目的や自己表現を象徴します。成人期を迎え自分はどのように生きていくか、どう社会と関わっていくかという大きなテーマを抱えます。太陽のスタッフは、あなたが「自分らしさ」を見失わず、堂々と自分の道を歩めるようサポートしてくれます。

火星:行動力、違和感を感じる力

最後に火星です。火星は行動力や競争心、そして「違和感を感じる力」を表します。火星のスタッフは、あなたが進むべき道を迷わず突き進めるよう、そして違和感を感じた時にはその感覚を信じて行動に移す手助けをしてくれます。

わからなくなったら、自分に立ち返る


以前、アロマテラピーを学んでいた時に、講師の方が教えてくれた大切なことがあります。

さまざまな香りを嗅いでいると、感覚が麻痺してどれがどれかわからなくなることがあります。そんな時は「自分の手の甲の匂いを嗅ぐと、自分に戻れる」と。その一言が、私にとっては大きな学びでした。

人生でも同じことが言えます。行き詰まったり迷子になった時には、まずは「自分に戻る」ことが大事です。

占星術の5つの天体は、私たちにそのためのヒントを教えてくれます。

月が安心感を、水星が知性を、金星が楽しみを、太陽が自己表現を、火星が行動力を。それぞれのスタッフがどんな能力を持ち合わせているのか。そこに立ち返ることであなたの持っている力に気づくことができるのです。

あなたの中にいる「5人のスタッフ」と一緒に、あなたならではの人生を!

たとえひとりに感じる時でも、あなたは決して孤独ではありません。自分の内なる宇宙と共にゆっくりでも確実に前に進んでいきましょう。

うーん、なんかもっといいたい事あるんだけど。
頭の中にある「ふわふわ」をまだつかめてないな〜




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 きよみ
これからも「占星術×グリーフケア」で、生きづらさを抱える方の同行者として歩んで行きます。サポートしていただけると嬉しいです!