死語の世界(^◇^;)
今はあまり使われなくなった言い回しってある。
みけ子は齢60オーバーである訳だし、そう言えば最近こういう言い方しないよね、みたいなのは結構ある。微妙で繊細な言い回しは単純な言い方に簡略化される。複雑な表現は次第に使われなくなる。それは当然だと思う。何事も広く一般に使われ出して、その後に簡略化・単純化して行き、最後に消え去って行く。全てのことに当てはまるかと思う。複雑な言い回しよりも、使いやすい方向に流れるのは自然な事だ。
だけど振り返って「ああ、こんな言い方あったよね」ってことをたまに思い出して使うのも悪くない。言葉を思い出すことは、その言葉を使っていた当時を甦らせる事にもつながる。
思いつくままにちょっと書いてみる。
ツムジ曲がり
最近あまり聞かない。現在の言い方は「へそ曲がり」が近いかな〜?
器量が良い
つまりは「美人」ってこと。今はほぼ言わないよね
見苦しい・決まりが悪い
この2つもそれほど使われなくなっているかも
時分時(じぶんどき)
ご飯の時間
また、言葉も行為もほぼ消えてしまった物で思い出したのが
寝押し(ねおし)
って言葉ね。本来ならばアイロンをかけてピシッとしたいスカートとかパンツとかを、布団を敷いて寝る時に布団と畳の下に敷くこと。それでアイロンがけ代わりにしていた。これも最近は言わないしやらないよねぇ。
それと明らかにここ最近の使い方が、間違っていることが多い言葉としては、
水菓子
→くだもの
(ゼリーとか水羊羹などの水気の多いお菓子のことではない)
妙齢
→若い年齢
最後に書いた「妙齢」(みょうれい)は「微妙に歳を重ねた女性のこと」ではない。この辺りの意味の間違いに気づかずに使われているのを、ちょくちょく見かけるので気をつけて。
また果物のことを言う「水菓子」って単語。旅館や料亭のお品書きでも間違って使われているのを度々見かる。気取ってメニューに書いたつもりが、知らずに全く間違って使われてるのって、恥ずかしい……💦
それでも今は言葉の意味だって、細かい字を老眼鏡や虫メガネを使って探さなくても、ネットで調べられますからね。便利な世の中になりました。
時間かけずに、気軽にパパッと調べられる分、脳みそに記憶としてとどまらないことも多い気もしますが😁
↓見栄えのする大きさのオリーブの鉢植えです。細く伸びやかな枝ぶりが良い感じです。玄関やリビング飾っても素敵ですよ💖