共通項を探すこと。
こんにちは!
プロファシリテーターの村上と申します。
以後宜しくお願いします🙇♂️
noteでは、徒然なるままに日頃考えていること、感じたことを日記のようにアウトプットしていきたいと考えています。
昨日は花粉症なのか、頭がボーっとしつつ、前日も寝たけど寝不足の様な。noteの更新は頭にありつつも回復に努めさせて頂きました。
さて、今日は相互に現れる事象に対する温度差について。
昨日、打ち合わせの中で、なかなか話が噛み合わない状況がありました。現場サイドでは、ちゃんと遂行している。しかし、会社として捉えると、収益の傾向が鈍化しているよね。というところ。
立場役割によって、責任の階層が違ってくるので、相手に応じて伝え方は変えていっています。
しかし、そこの事業所のトップに近い役割の人が、「がんばってる」という認識では困るのです。
いかにして、共通認識、共通言語化していくか?というところ。
大抵の場合、その原因は局所的なことにフォーカスして議論していることが大半です。
なので、少し視野を広げる議論をします。
今回の場合、商圏のシェア率の話が出ました。
ということ、少なくともそこは認識しているということなので、私もシェア率を共通項目もして、収束させるのではなく、拡げる議論をしていきました。
お客様は、どこにいるのか?
シェア率が下がっているのは、全体が縮小したのか?それとも、自社だけ下がっているのか?
シェア拡大するには、新規を取るのか?リピーターを取るのか?
共通項から確認できることは多岐に渡ります。しかも、自社内だけの視点ではなく、少し視野を広げることで、原因分析の幅も広がります。
例えば、魚を釣りたいけど、針やエサの話ではなく、そもそもそこに魚がいるのか?という議論が出来るようになります。
また、以前魚はいたかもしれないが、今はいなくなっている。その理由は何なのか?
その際の打ち手も、そもそま魚がいないところに撒き餌をして集めるのか?
それとも少しでもいるところに移動して、釣るのか?などなど。
作戦は全く違ってくるのです。
今回の議論は、魚がいるのかいないのかすら分からない場所で、針を選び、餌を選び、撒き餌をして、しかも鯛を釣る!みたいなものでした。
各々真剣に取り組んでいることは分かるので、少しでも共通項目を探すことが出来れば、あいつが悪いだの、この部署がどうとか、といった議論はなくなるのかな、と思います。
ここでも、ファシリテーターが、議論が詰まっているところはどこかを把握して、質問から考えを紐解き、突破口を見つけることが大切だと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!