未来への不安と期待とブラボーと
2022年末のあなたへ、日記兼ブログ的な備忘録兼お手紙47通目。
12月に入って一週間が過ぎた。
4年に一度のFIFAワールドカップが開催され、日本は決勝トーナメントに進んだ。
残念ながら第一戦目のクロアチアに敗退して、4年前と同じベスト16という結果に終わったけれども。
それでも第一リーグで強豪ドイツを倒し、無敵艦隊スペインを沈めて勝ち進んだベスト16だ。
4年前に見た景色とはきっと違うだろうと思う。
サッカー素人の私でも、ドイツとスペインがどれほどのサッカー強国か分かる。その2国を日本サッカーが打ち破るなんて、想像すらしなかった。
ジャイアントキリング。
まさに、歴史を動かすジャイアントキリングだ。
そんなすごい出来事を同じ時代に生きてリアルタイムで見れたなんて、得した気分だ。
森保ジャパンありがとう!
先の予定を立てられない
話は戻って、この一年間、毎週noteを書いてきた。
そうしていて、色々と気づいたことがある。
長期的目標というのは実に難しい、ということだ。
人間、お仕事するにしてもプライベートの予定を立てるにしても、先々の予定というものを決めるだろう。
今週末の予定、一か月先の約束、数年後を見据えた長期目標。
私はこの、先々の予定というのがどうも決めきれない。
今日この日にやること、2,3日先の予定くらいならまぁ立てられるが、来週、再来週、何か月先の予定、となると苦手だ。
もともと短期のタスクをこなす方が得意という性格もあるだろう。
それに加えて、子育てを経験すると、先々の予定などという自分の目算がいかに儚く、頼りないかを毎日のように思い知らされる。
予定のある日に限って子どものおなかが痛くなる、予防接種の予約の日に限って発熱、今日は自由時間を使ってためてた家事をこなそうと思った日に限ってけがをして病院に連れていく。
子どもってそういうものだ。
もっと言えば人生ってそういうものだ。
予定より優先すべきものの前には、私の今週の都合、来月のスケジュールなんて知ったこっちゃないのだ。
まぁそんな日々が長らく当たり前になっていたものだから、
予定とは立てても覆されるもの
という思考パターンが固着してしまっていた。
ここ数年、ようやく自分の時間が安定的にとれるようになってきて、だいぶ時間管理もしやすくなってきたが、この凝り固まった思考パターンは簡単にほどけてくれないので厄介だ。
来月の歯医者の予約をしようだとか、一か月スパンで何か仕事を引き受けようだとかの時が特に困る。
何か予定外のことが入ってキャンセルすることになるのでは?
想定外の出来事に時間を取られて、締め切りに間に合わなくなるのでは?
そう考えてしまう。
それでもなんとか予定を決めるが、スケジュール帳に書き込む時に決まって不安が首をもたげて来て、身がすくむ。心がギュッと絞めつけられる。動悸がする。
困ったものだ。この不安、なくなってくれないものかな。
そんな風に思っていた。
一瞬先の闇は闇なのか
一週間先の予定も決めきれない自分が情けなくて嫌いだったが、最近はそうでもなくなった。
自分ひとりだけの予定ならば簡単に決められるけど、そうは言っても家族がいて友人がいて、それなりに仕事としてのしがらみがあれば、想定外の予定変更というものは、案外誰しもあるのだろう。
私一人が時間管理ができてないというだけではないのだと思うと、少し気持ちが軽くなった。
ことわざに、一寸先は闇だという。闇ならば誰だって不安になって当然じゃないか。私一人じゃないんだ。そう思えるようになった。
予定を決めることを、不安と呼ぶとなんか情けないけれど、それは未来への期待かもしれない。
期待があるから、「叶わなかったらどうしよう」という不安や心配を引き寄せるのかもしれない。
先月に日本がドイツ、スペインを降す未来を私は予想だにしなかった。
2022年の初めに、今年動画スタンプを作り切れる自分も、Adobeを使おうとしてる自分も想像していなかった。
未来は、何があるか分からない。良くも悪くも。
私はしょっちゅう過去の経験に引っ張られて、先の見えない一寸先の闇を怖がってしまう。
だけどそれは通り抜けた時、明るい光として上書きされるかもしれない。
来年の私は、今の私では想像もしてないような笑っちゃうくらいグレイトwな1年を過ごしているかもしれない。
そうだといいな。
1ヶ月後の自分への約束
未来の予定を立てるのが少し怖くなくなってきたので、今回は今月のnote記事の予定を立てたりなどした。
12月のnote更新予定表
12/14 マンガ描きの軌跡⑦苦手なマンガに取り組んで得た気づき
12/21 今年読んだ本と感想(主に積読消化)
12/28 今年の振り返り、まとめと来年に向けて
まぁこんなことを書こうかなと。
noteの継続更新が功を奏したのか、なんとなくだが、ちょっぴり先の執筆予定なんてのが作れるようになったのも進歩である。
ここから1ヶ月後、いくらかでも自分との約束が果たせていたら嬉しい。
そしたら、自分で自分にブラボー!と祝杯をあげたいと思います。
みなさんもよい年末を。
ではまた次回。
読んでくれてありがとう。
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