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育児って「試される」場面が多い

夕方、娘のおともだちが家に遊びにきた。

ぶっちゃけ、数日前から憂鬱だった。最近、わたしの脳内が取っ散らかっているので、もれなく家中が取っ散らかっている。どこから手をつけていいのかわからないが、おともだちとママさんが来る前にするべきことはただ1つ、掃除なのだ。あ~~~嫌だ。片付けのモチベがない日に限ってこういうことになる。荒治療みたいなものか…とにかく片付けなければ。

先に手を付けたのは洗面所だった。いやいや、そこはリビングだろ?と自分でも思うけれど「水まわり」は先に片付けておかないと気が済まない。そういえば昔からこうだった。水まわりが綺麗になると、掃除スイッチがやっと入る気がする。え、これ風水ですか??


あと最近、薄々感じてはいたけど、わたしは家に娘のおともだちが来るのが好きではないらしい。じゃあ呼ばなきゃいいじゃん、昔のわたしだったらそんなことを言ってしまうだろうが、呼ばないといけないタイミングというか、下の子がいると外で遊ぶのもそれはそれで大変で、娘の人間関係ができてくると、これはもう避けられないことだった。だから諦めることにしたけど、好きじゃないことを好きにはなれないようだ。

正直にいうと、おともだちにイライラしてしまう。特定の子だけ、とかではなく、たぶん、みんな。大前提として、わたしだって他人様の子にイライラなんてしたくはない。自分の子でもしょっちゅうイライラしているが、でもそこは愛と可愛さでカバー!それに普通に怒れるし。でも他の子にはそれができない。ただでさえパーソナルスペースが乱されて疲れているので結局、おともだちへのイライラとモヤモヤだけが残る。おともだちのママさんが気にしていない様子だとさらに倍。

うちのおもちゃを床にガンガンガンガン!と叩きつけて、ぽーい!と投げられても「あらあらうふふ元気ですね」なんて思えるほど人間ができてない。子どもではなくて、わたし自身の問題だってことはわかっている。


そして、年少さんというのは、なかなか帰ってくれないのである。この時間に帰ろうね!と約束しても1時間はひっぱられる。逆にキレない向こうのママさんを尊敬しちゃう。人間ができている。わたしは人間ができていないのである。…こんなところで「試される」とは思わなかった。


育児って本当に、試される場面が多すぎる。


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