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木製の鏡餅飾りで新年を迎える2025年。鏡餅を飾る意味とは?

今年のお正月飾りは、中川政七商店さんで
木製の鏡餅飾りを買いました!

年末年始は実家に帰ることも多いので
鏡餅を自宅に飾ることはなかったのですが
引越して季節のコーナーを作ったこともあり
前から気になっていたこちらを購入↓

コブシの木で作られたお餅と
京都の正絹組紐で作られた橙、
そして、手織り麻を用いた柑橘葉。

木目は一つ一つ違って、同じものがないのも
特別感があって、嬉しいところです。

私はお店で商品を何点か見せてもらって
一番気に入った木目のものを選びました。
時間と共に、風合いも変わってくるとのことで
来年も楽しみ!

我が家の飾り方と木の器

和にも洋にも馴染む優しい雰囲気なので
我が家はこんな感じで、木の器に入れてみました。
(アイスクリーム風・・・笑)

木の器は、愛知県一宮市で活動されている
木工作家「Canaria Wood Works」さんの作品。

昨年秋に京都のうつわ屋さんで
綺麗なブルーグレーの色に一目惚れして買ったのですが
鏡餅と大きさぴったりで、これだ!となりました。

一点ずつ手作業で製作される作品には
こんな素敵な想いが込められています。

かつて生活と密接に繋がっていた里山の木は
現代では無価値とされ打ち捨てられています。
それらを器にし新しい価値を与え再び人と森を繋げたい。
そんな想いで日々製作しています。

Canaria Wood Works 

イベントや朝市に出店もされているそうなので
また足を運んでみようと思います!

鏡餅を飾る意味とは?

今回、木の鏡餅を買った時、
あれ?鏡餅って何で飾るんだっけ?と思ったら
ちゃんと読みものを用意してくれていました。

日本では古来より稲やお米に神様が宿ると考えられ、その神聖なお米からできた鏡餅をお供えする行事がおこなわれてきました。

新しい年の幸福や長寿を祈る依り代として宮中の正月行事に登場し、やがて大衆文化として全国の集落にも根付いていった鏡餅。

多くの人たちの想いや地方ごとの特色が積み重なり、今に伝わっています。

お餅と橙に込められた願いとして
こんな記載もありました。

餅を大小2つ重ねることで陰 (月) ・陽 (日) となり、福徳を重ねるという意味合いもあるのだそう。

お餅の上に乗せる「橙」には
「代々栄えますように」という願いが込められています。

中川政七商店の読みもの

お餅が2段なのも、橙を乗せていることにも
ちゃんと込められた願いがあるんですね!

普段、何気なく食べているお米やお餅も
昔は神様が宿っていると考えられていたことを忘れずに

お正月に鏡餅を飾ったり、お餅を食べる時には
改めて、その感謝や祈りの気持ちを思い出す
きっかけにしたいなと思いました。

また明日も引き続き、お餅を食べて
鏡餅を眺めつつ、皆さまの新しい一年の幸せをお祈りします^^

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