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そもそも雑貨とは?〜心惹かれるポイント〜

雑貨について発信したいと思った時

そもそも「雑貨」って何だっけ?
雑貨のどこが好きなんだっけ?

という問いが、頭に浮かびました。

当たり前に「雑貨が好き」と言っていたけれど
その定義を少し掘り下げて考えてみます!


ChatGPTに聞いてみた!

雑貨とは何か・・・
Chat GPTに聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

「雑貨(ざっか)」は、日常生活において便利に使える小物や装飾品などの総称です。

具体的には、文房具、キッチン用品、インテリアアイテム、アクセサリー、バス用品など、
生活を彩ったり、便利にしたりするための幅広いアイテムが含まれます。

もともとは「雑多な品物」という意味からきており、
特定のジャンルに限らず、さまざまな種類の品物が含まれるのが特徴です。

Chat GPTより

なるほど、由来は「雑多な品物」だったんですね。
(ちょっとイメージダウン…笑)

この回答の幅広い定義の中で
私が大切なのは「生活を彩ったり」という部分。

もちろん便利なことも必要だけど
やっぱり暮らしを彩るものであってほしい!

私が雑貨に心惹かれるポイント

定義を理解したところで
改めて、雑貨を好きな理由を考えてみると…

私が雑貨から感じとっていること、
心惹かれるポイントは3つ。

1. 色、模様、形、素材の美しさ
2. 作られた国や地域の空気感
3. 作り手のこだわりや手仕事の温かさ

この3つのどれも満たすことのない
大量生産されているような工業製品は
私が好きな「雑貨」には当てはまらないなと思いました。

では、どんなカテゴリーになるかな?と
本屋や図書館をまわってみて
「工芸」と「民藝」という言葉にたどり着きました。

工芸と民藝について

・工芸とは?

一般的に「工芸品」と呼ばれるのは
美術的価値や職人の技が求められる手作り品。
芸術性が重視されることが多いようです。

私が惹かれる「美しさ」は
受け継がれた伝統や職人技から
生み出されていることも多いです!

・民藝とは?

この言葉、よく理解せずに使っていたなと思います。

今回、本を読んで知ったのは…

民藝とは、「民衆的工芸」のこと。
思想家の柳宗悦(やなぎむねよし)さんが仲間と共に生み出した言葉です。

高価な工芸品ではなく
民衆が暮らしの中で使う日用品に
美を見い出すこと。

鑑賞するための作品ではなく
実用性があり、無名の職人の手で作られた
伝統や風土、自然の恵みに支えられたもの。

中でも、本に書かれた
この部分に共感しました!

民藝とは特定の何かを指すのではなく
物の見方、考え方であるということ。

「暮らしの中に健全で美しいものを見い出して、自分らしく豊かに暮らす」
という民藝の視点は、現代の私達にとっても魅力的。

自分の美意識で物を選び、
日々を豊かに暮らすためのきっかけとなってくれるのが、
民藝なのかもしれません。

暮らしの図鑑 民藝と手仕事

物の見方、考え方である「民藝」

私の雑貨への想いを表してくれているのは、
まさにこの言葉だ!と感じました。

※なお「藝」は「芸」の旧字体。
 今は同じ意味ですが、元々この2つは別の意味だったそうです。

好きな工芸品・民藝品を見つけに行こう!

そんな暮らしを豊かにしてくれる
工芸品・民藝品を探したいと思ったら
実際に世界や日本各地を訪ねたいところですが・・・
まずは、近くのお店に足を運んで、ぜひ手に取ってみてください^^

私が好きなお店で、全国に店舗があって
オンラインショッピングも楽しめる2つをご紹介します!

◆日本の工芸を元気にする!「中川政七商店」

「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げているこのお店。

なんと創業から300年以上続き、ブランドをつくりあげています!

上質な日本の手仕事に触れられて
店舗を見かけると、つい立ち寄ってしまいます。

◆フォークロア世界への旅 「チャイハネ」

世界の民藝品にも触れたい!
そんな方は、チャイハネへ。

チャイハネは、トルコ語で「寄合茶屋」
人々がチャイを飲みながら交流する場所です。

東南アジア、インド、南米…
世界中を旅するように、雑貨に触れられます。

民俗文化を感じられる
オリジナルの衣料品も豊富ですよー!


今回は「雑貨」について、深掘りしてみたら
「民藝」という言葉と考え方への理解が深まりました!!

普段使う日用品を選ぶ時、使う時に
皆さんの暮らしがほんの少しでも豊かになる
ヒントになっていたら嬉しいです^^

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