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コロナ期間にSNS断ちをして気づいたことを書いてくよ
拙者は大切だと思うものを突如捨てるということをやっており、これまで「電気」、「住所」、「電話」、「仕事」などを突如として捨てたことがある。
そして2020年何を捨てようかと考えたときにSNSを捨てることにしてみた。
これを読んでるあなたももしかしたら「SNS疲れ」や「SNSで時間を無駄にしたな」と思った経験があるのであれば今回の記事はあなたの人生を変えてくれるかもしれないぞ。
人生を向上させたいだけでなく、「恋人にフラれた!」「仕事が嫌になった!」「下着が他人の家のベランダに着陸した!」など人生が嫌になるタイミングに命を絶つ前にSNSを断つのだ。
【実験方法】
期間:開始日2020年 3月18日 ~ 4月10日
断つもの:Facebook, Instagram, Twitter, Line, Gmail, YouTube(?)
辞める理由を書く:Facebook(←人の人生覗いてないでテメェの人生生きろバーカ。)、Instagram(←結局ジャンクコンテンツじゃねぇか。リアルライフか美術館行けバーカ。)Twitter(←居酒屋の会話を文字化したようなものに価値はねぇよバーカ。)、Line(←何がラインっ♪だ。誤解生成装置じゃねぇかバーカ。)、Gmail(←毎日開いたところで大した実益ねぇよ、バーカ。)、YouTube(←本や経験に比べて原体験に基づく情報量少ねぇーよ、バーカ。)= 開く意味はないと自分に思わせることに成功。
断ち方:全てログアウトした上でアプリを削除。何か書きたくなったらメモに書き留め、定期更新するものなどのどうしても必要なら一度にまとめて投稿できる。
ついでに検証:今年になって毎日投稿していたインスタ、ストーリーズを止めることでフォロワーはどのくらい減るか。(開始時 965人 )
YouTubeの返信を一切しないことで登録者数や統計、コメントに影響があるか(開始時 31,700人)
以前中途半端にtwitterだけやらない、、みたいなことをしてみたが大した変化はなかったため今回はメールを含め全て辞めてみる。それで縁が切れるようならそもそもそういう人間は自分にとって必要なかったということが分かる。
ここから先の記事は有料だが、案ずる事はない。目次だけ読めばだいたい内容は予想できるだろう。私は30日かけてこの記事を書いたが、ここで書いた経験は人によって違う。あなたも挑戦するなら身銭を切る事でコミットできるかもしれないし、SNS断ちをしてちょっと寂しさを感じた時はこの記事があなたの役に立つかもしれない。記事の最後には私が実際に30日どういう経験をしたかを音声で語っているからラヂオ感覚で聴いてくれたら幸いだ。それではあなたの未来もどんどん良くなる事を願っているぞ!!
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これから始まるSNS断ち生活にも余裕を見せる筆者。
1日目 : そびえ立つ虚無感のグレートウォール編
朝起きて「SNS民はみんな何してるのかn、、ハッ!? SNS断ちしてたんだ!」ということでタイムラインを見なくなった結果、何かが物足りない気がしてきた。世間から取り残されているような、、、カレーにじゃがいもを入れ忘れたような、、、
アプリを消して以来、いつも無意識でSNSを開いていたというのに気づき、アプリと自分の間に巨大な壁が立ちはだかった。トランプのメキシコとの壁ならぬ拙者とSNSとの間のグレートウォールだ。
「まぁSNS開けねぇしYouTubeも見れないし、空いた時間でなんか記事を読むか。」
とまず最初に体系づけられたネット記事を読むようになった。
ライフハッカーやギガジン、TechCrunchやWiredといった記事だ。それまでなんとなくYouTubeで「中田敦彦さんのYouTube大学」やら「メンタリストDaigo」さんのチャンネルを見ていたが、正直、話を聞くのは情報伝達スピードが遅いし余計な情報が入る。確かに中田さんやDaigoさんの動画はためになるが、”学んだ気になる”というのが結構危険だと思った。受け身で聞いた情報より、自分で考えながら手に入れる情報は価値がある。
拙者はYouTubeで音楽の再生リストを垂れ流していたのだが、YouTubeに届くコメントやいいねを見ないように開かなくなった結果、音楽がない状況に最初は戸惑った。「あれ聴きたい、、けど。うーん、何しようか。」と。そして結局、音がないと落ち着かないのでMaster Classの講座を英語で垂れ流すことにしてみた。
( *Master Class・・・サミュエルLジャクソンなどその業界の一流の人物が教えてくれるオンラインコースサイト )
さらに普段はアイデアの源泉を探すのにインスタを見てダラダラ過ごすこともあったのだが、論理的に「こういう映像を作ってみたいから、Photoshopで加工した後にAfter Effectsで...」と自分の中でこれまでかっこいいと思ったことを煮詰める時間ができてきた。さらに、「テンプレ分解して自分なりにアレンジしたものを英語でチュートリアル作って海外展開しよう。」とか「自分が死んだ後に制作した作品がパブリックドメインになるようにしよう。」と普段は思いつかないアイデアなどもSNS断ちをしてから思いつき早速習慣が変わった。
実はアイデアは環境や状況が変わった時に思いつきやすく、今までSNSを毎日触っていた人間ほどやめてみた途端に効果が現れる可能性は非常に高い。
2日目:幻想のデヴィルハンド編
Facebookをついつい見てしまい自己嫌悪に陥るという夢を見て起床した2日目だが、パソコンで調べ物をするついでにふとGoogle画面の上にあった Gmail のアイコンを無意識に押していた。もちろんパスワードを入力しなければログインできないため速攻で消したが、無意識で「他の人から大切な連絡がきているのではないか」という幻想からそのような行動をとったのだろうと解釈した。
これを自分の意思では逆らえない”悪魔の手(デヴィルハンド)”と呼ぼう。
おそらく世の中のデブの皆様もついついポテチに手が伸びたり、変態の皆様もえちえちなサイトを無意識でポチったりした経験があるかもしれないが、全てこのデヴィルハンドの仕業だ。デヴィルハンドは本能と結びついているため、今回のようにgmail にログインするためにパスワードを打つ手間を加えたり、そもそも家に食べ物を置かなかったりと一度理性へと戻すためのデザインをしておくと対策できる。(おそらく痴漢をしようと思ったおっさんの近くにそいつのオカンをホログラムで出現させれば理性を取り戻して痴漢は減るかもしれない。)
しかしノヴァルユアハラリ先生の「サピエンス全史」にもあるように我々ホモサピエンスは想像で発展した種族なので、どうしても「全部シャットアウトして大丈夫かなぁ。。このまま孤独に。。」という不安という名の幻想がやってくる。そういう時は一人でも没頭できる筋トレ、読書・漫画、Netflix、料理、時間がかかる映像作品に取り組む... などなど一人でも時間を忘れられることをローテーションすると良い。
拙者は高校時代に友達と出かけた事が1度もなかったほど引きこもりに関してはプロなのだが、引きこもった時に重要なのは家の中という同じ景色にいかに刺激を持ち込むかだ。
そこで新たな料理や趣味に没頭してスキルが高まることはオススメだ。縛りを入れるとゲームは楽しくなるが、油を使わない縛りで料理などに制限を加えるとさらに面白くなるぞ。
漫画に関しては幸か不幸か新型コロナのパンデミックでいろんなサービスが無料で提供されており、一人でも相変わらずかなりハッピーになれた。
3日目:解毒のアウフヘーベン編
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