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発達凹凸2児の母のリアルと『怒りを灯りに変える』取り組み
こんにちみ!みかんです🍊
YouTubeで発信しています
YouTubeで配信した内容を、こちらでは文字化しております。サクッと確認したい、文字の方が分かりやすい方は是非ご活用ください。
突然ですが皆さんは、自分のお子さんを他のお子さんと比べて落ち込むことはありませんか?また、うまく子育てできなくて、自分を責めたり、子どもに当たったり、パートナーを責めてしまうことはありませんか?お子さんだけでなく、ご自身でも、生きづらいなぁ、うまくいかないなぁと感じた経験はありませんか?
このチャンネルは、そういった日常生活のイライラやモヤモヤを前向きにとらえ、「怒りを灯りに変える」活動を共有するチャンネルです。
はい、皆さんはじめまして!みかん🍊と申します。発達凹凸の理解を広げ、得意と苦手を補い合える社会を目指す【凹凸ラボ】という事業を立ち上げ、活動しております。社会福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、発達障害学習支援サポーターの資格を所持しています。
学生時代はボランティアサークルで知的障害・重症心身障害がある子ども〜大人の方々と関わり、ホームヘルパーやガイドヘルパー、グループホームやショートステイ、当時の授産施設(現在の就労移行継続支援B型施設)のスタッフなどを経験しました。その後はMSW、障害者施設の生活支援員、そして相談支援専門員を経て結婚し、転勤族夫について行きながら子どもを授かり現在に至ります。
凹凸子育てで感じたこと
子どもは2歳差の兄弟を育てています。長男は現在小学4年生、次男は小学2年生です。長男は今年に入ってから発達検査を初めて受けて、「ASD」(自閉スペクトラム症)と診断され、現在は通級(通級指導教室)に通っています。次男は3歳のころに「ASD」その後「ADHD」(注意欠如多動症)と診断され、現在は支援学級で過ごしています。
そのような二人の子育て、特に幼少期は大変でした。
特に次男が幼少期のころは、不思議な言動や行動が多く(今もありますが)、周りの人から「白い目」で見られた経験が何度もあります。白い目…あなたは向けた経験、受けた経験はありますか?
私はそのときに初めて「こんなに悲しい気持ちになるんだ」「こんなに心臓がえぐられる想いになるんだ」と知りました。
なぜ白い目や偏見、差別がなくならないのか。イジメはダメって理解しているのに、なぜ起こるのか。どうやったら減らしていけるだろう?
そう考えたときに出た答えは「自分を知る」「相手を知る」でした。この答えに辿りつけたのは、怒りのコントロールを学んだのがキッカケです。
なぜ学んだのか…それはめちゃめちゃ怒りに振り回されていたからです。
当時の私は、次男の危ない行動、何度言ってもやめない、目を離したら迷子になる、言葉が話せずすぐ癇癪になる、こだわり、気持ちの切り替えができず何十分も泣きわめく、他の子のようにトイトレも言葉も食事もできずイライラして怒ってばかりでした。
ある日、次男が自宅2階のトイレでオムツから溢れた大便を壁につけてたときに、溜まっていた色々な感情があふれて、次男の胸ぐら掴んで怒鳴ったことがありました。
このときに、ダメだ、私も子ども達も、家族関係も終わってしまう…と思い、藁をも掴む気持ちで怒りのコントロールを学んだのがキッカケです。当時の私は、なんで子どもを産んでしまったのか、私みたいな人間に育てる資格はない、母親失格だ、消えてなくなりたいとまで思いました。
そんな私がもし、学びを通じて変わることができたら。同じ想いや悩みで、苦しんでおられる方々に何か伝えられるのではないか。
そう思いながら日々、自分の怒りに向き合い、落とし込みながら子どもたちの発達特性についても学びを深めていきました。
そして、「自分を知る」「相手を知る」ことは、多くの人の怒りを灯りに変えられると知ったのです。
知ることができたら、「なんで自分は他の人と同じようにできないんだろう。努力が足りないのではないか」という自分を責める気持ちや、「なんでみんなと同じようにできないの?」「なまけてるんじゃないの?」「あの人変わってるよね」「普通こうするよね?」「なんで分かってくれないの?」と他人を責める機会が減ったのです。
ではどうやって自分を知り、相手を知っていけば良いのか。「今の私にできることは何か」を考え創り上げたのが『凹凸ラボ』という事業になります。
今までは、各種SNS…特にstand.fmという音声配信やX、Instagramなどで配信活動をしておりました。今後は、より多くの方々に『発達特性』を身近に感じていただき、『怒りやイライラ』を灯りに変える様々な視点や方法を共有していけたらと思い、このチャンネルを立ち上げました。
こちらのチャンネル『凹凸ラボ・明日への灯り』では、このような発達凹凸子育てする中で悩み試行錯誤したこと、学びながら経験したこと、親の揺れ動く様々な想い、そして【凹凸ラボ】の活動を配信します。
凹凸ラボの活動
主に、凹凸ラボの活動としては次の3つがあります。『怒りを灯りに変える』ということをテーマに持ちながら、
➀怒りを調律する講座、フォローアッププログラム、個別相談、セミナー
などをしております。
講座では、怒りに関する基礎知識や、コントロール方法を学び、フォローアッププログラムでは、講座で学んでから実際に日常生活に落としこめるよう相談者の怒りの傾向や悩みに合わせて伴走する仕組みを整えております。個別相談では、子育てに関すること、怒りやイライラモヤモヤについてのご相談、ご自身の発達特性へのご相談(職場や教育現場での合理的配慮)などを対象にお受けしております。
②『凹凸ラボ教室』の開催
をしています。人は誰しも発達特性(発達凹凸)があります。自分の発達特性を知り、相手の発達特性を知ることで、自己理解や他社理解を進め、互いの凹凸を補い合える環境を目指します。令和6年度から、宮城県障害者福祉センターの日常生活支援事業として、「凹凸教室」(凹凸ラボ教室)を開催。また、地域の小中学校などの教育機関や福祉施設などへ依頼があれば福祉センターから「出前教室」として「凹凸ラボ教室」を開催できる運びとなりました。無理解から生じるイジメや偏見、過度な適応や不必要な努力が減り、子どもから大人まで生きていきやすい社会を目指しています。
③『学習サポーターの拡充』を応援
しています。学習サポーターは、小中学校の通常級で学ぶ配慮が必要な児童に対して配置されるのですが、名称も形態も自治体によって様々です。少しの声かけや配慮があれば、通常級でも安心して学んでいける子どもはたくさんいます。より多くの学習サポーターが柔軟にクラスへ配置され、子どもや担任、保護者にとってもウィンウィンとなる安心して学べる環境作りを凹凸ラボは応援しています。
これらの活動は、発達凹凸子育てをされている保護者の方や、当事者の方、そして見守る様々な方の怒りやイライラ・モヤモヤを灯りに変えます。どこにでもいる子育て中のいち母親である、私みかん🍊ですが、過去の経験と子育てしながら改めて学び試行錯誤したこと、様々な想いを総動員して創り上げた【凹凸ラボ】の進む奇跡と、凹凸子育て中の子ども達の話をこちらのチャンネルでは発信していきます。
どんなに辛いことがあっても
「明日は明日の風がふく」
「怒りを灯りに変えられる」
2つの想いが合わさり、凹凸ラボのサブアカウントとして【凹凸ラボ・明日への灯り】をスタートさせました。応援をどうぞよろしくお願いします。
チャンネル登録していただけますと、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)に関する発達特性、当事者の想いや親の想いを知ることができます。
それらを知ることは「自分を知る」手がかりになりますし、日常生活の相手に対して「なんでやねん」と責める機会を減らせます。
日常生活のイライラやモヤモヤを少しでも灯りに変えるきっかけとなる発信や番組作りをしていきますので、是非、チャンネル登録をしていただけると大変励みになります。よろしくお願いいたします。
同じ内容をテキストで読みたい方向けにnoteもやっています。サッと時短で確認できる形になっております。概要欄にリンクを貼っておりますのでそちらもご活用ください。
それでは、次回の配信でお会いしましょう。今日もあなたの風がふきますように。ボチボチやっていきましょうね。みかんでした、またね!