脳の洗濯 - 自分のリラックス法3つ
大昔、シドニーでnaturopathyやらマッサージやらを勉強していた時分、1年間のマッサージのコースで、カリキュラムの中に、「ストレス発散法」というか、リラックス法をみっちりみんなで話し合う授業があったことをなぜかものすごくクリアに覚えています。
自分のリラックス法3つをいつももっていること
その時のマッサージの先生が、なんでもいいから自分がこれをすればかなりストレスも解消されてリラックスできるっていう方法を3つ持っていないなさい、といい、クラスのみんなで自分は何かなぁと色々話し合った20代当時から、私の3つは変わっていない。
1. ノイズキャンセリングのヘッドフォンで音楽を聴く
BOSEのノイズキャンセリングは、初代か2代目くらいの、発売されてかなりすぐくらいに買って以来、浮気もせずに今の子が3代目。
ノイズキャンセリングヘッドフォンの素晴らしさは別の投稿に譲るとして、メインはロングフライト用に買ったものの、自宅でもかなり使ってます。
青春をミニマルテクノのダンスフロアどっぷりだった私は、とにかく低音が気持ち良い音楽が好きで、今はさすがに四六時中テクノを聴く体力はないけれども、なんか雲がかってるなとか、いまいちスッキリしないな、とかそう言う時はヘドフォンを装着してとにかく音楽を集中して聴きます。
ジャンルはその時それぞれなものの、脳の洗濯がてきめんにできるのはシンフォニー。チャイコフスキーとかラフマニノフのピアノ協奏曲とかそういうのを2−3時間大音量で聴くと、洗濯が終わったタイミングでうるさく感じるので、それで洗濯終了。
最近もろっもろになって2代目に引退いただき、3代目を購入したらワイアレスになっていて、ワイアレスにかなり抵抗があったものの、使ってみるとやっぱり繋がれてないって自由で最高。
今日は↓聴きながら書いてます。気持ちいい。
中年になってから90年代のヒップホップを良さに開眼しました。
2. 集中して料理する
かなり気は済んだが、3つと書いたので3つちゃんと書こう。
お料理は、outocomeが美味しいというのももちろんありますが、切ったり火を通したりする過程で野菜の色が鮮やかにかわったりする様子を目の当たりにするのがすごく楽しい。
こういうのは料理とは言わない。
ワイアレスになってから、1と2をストレスなくコンバインできるようになってとても塩梅がいい。
でも、料理はそのパチパチはぜる音なんかも含めてなのでよほど長い煮込み料理をしない限り音楽はスピーカーで流すことが多い。
3. 歩く
散歩は私のmeditationです。歩くと思考が整理される。
普段一切運動をしないので、意識して歩くようにもしていますが、1人で無心で歩くとかなりスッキリ。
これはオーストラリアに住んでいた時も、東京に住んでいる今も、ヨーロッパに出張に行く時も、どこでもかなり歩く。
パリの土地勘がないころ、夜フラフラしてヒヤリとしたことが何度かある。
東京で深夜に散歩に出ることができるのは、東京だから。他ではしてはいけない。
東京に今は住んでいるから、それをしっかり甘受せねばと、深夜の徘徊は止まらない。
最近はロックダウンなので、平日のお日様が出ている時間に人が少なそうなエリアに少し足を延ばすのが気持ちがいいです。
無理やり決める必要はないけれど
改めて、自分のリラックス法を立ち止まって考えることって大人になるとあまりないと思うのですが、3つあると日常でメンテナンスできてよきと思います。
当時のクラスメイトは、シドニーだったのでビーチを散歩するとか、海岸沿いを歩く、泳ぐ、みたいな自然系が多かったなあ。
フェイシャルに行くとか、マッサージ受けるとか、寝るとか、本当になんでもよくて、なにが自分の心を落ち着けてハッピーにするのかを考えるということは、とても有意義だと思います。
Spotifyを徘徊していて、このプレイリストを斜に構えてプレイしてみたら一曲目が気持ちよくっておったまげました。
ToeとかFour Tetとか、好きなバンドの曲も何曲かあれば、いまいちの曲もあって、人がアソートしたリストって違和感も含めてなんかいいな、と。