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女川へ行ってきました
2023年1月末 週末を利用して
女川町へ行ってきました。
女川って聞いて すぐにどこにあるか わかりますか?
私はわかりませんでした。
女川って?
女川は 宮城県にあります。仙台市よりずっと北。
塩釜よりもさらに北上。
松島を超え、石巻を超えたところにあります。
仙台駅から女川駅までは 時間的には、
新宿から仙台駅と同じ位かかりました。
2011年3月11日 東日本大震災、大津波が町を襲いました。
一般的な家屋の被害総数:3,934棟(89.2%)
その中でも 全壊:2,924棟(66.3%)
午後2時46分 マグニチュード9.0の巨大地震が発生。
30分後には、20m近くの大津波が女川町を襲い、
あっという間に市街地の大部分をのみ込まれたそうです。
「還暦以上は口を出さず」
女川町では 住民の積極的参加で
官民一体となって町の復興へ取り組んで来ました。
その中で 私が 感銘を受けたのは
『 還暦以上は口を出さず 』の言葉です。
当時還暦を迎えていた会長さんの言葉です。
『 復興に約10年、まちづくりの成果が分かるのに、さらに10年かかる。だから、20年後に責任がとれる30代、40代にまちづくりをまかせて、還暦以上は全員顧問になって、若い人たちをサポートしたい 』
日本の国政も こうありたいと思いました。
防災から減災へ
今回私が泊まったのは、港とあまり標高差の無い駅に隣接しているところにあるトレーラーハウスです。隣接と言っても、東京の感覚とは違います。
はっきり言って、見える範囲にあります。(笑)
( 港の近くは、開けているけれど津波の心配があるので、建物も規制があります。)
バスタブやトイレ、暖房完備の素敵な部屋でしたෆ ̖́-
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朝早く起きて、もし津波がきたら?と想像して、
敷地に隣接する高台の階段をどんどん登りました。
神社が祀られていました。こちらも被災して、少し高台へ移動して立てられたそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1675607746539-S853Xu8OJF.jpg)
かなり高台を登ったので、
トレーラーハウスも、隣接の女川駅も眼下に。
![](https://assets.st-note.com/img/1675608073710-hnbJoQHMD2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1675607977989-hNQwFZdIru.jpg?width=1200)
上まで登って来ると、新しい住宅地があり、
新しい戸建て住宅も立ち並んでいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1675608176476-vb2F3RElBH.jpg)
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駅の前にできた商店街では おしゃれなショップも立ち並んでいました。
漁業の町なので 海鮮丼を頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1675608341623-3CjWZObnmL.jpg?width=1200)
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ほとんどのお店のオーナーが 若いということが よくわかります。
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三陸石鹸工房 kuriya さんで
お土産に 石鹸 買いましたෆ 自分用にも!
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ブックカフェ
そんな商店街の一角に 本との出会いの場があります。『 スタート 』をテーマに 自由に立ち読みできるスペースです。
本の並びも 偶然の出会いがあるように工夫されています。本の森🌳、海のビオトープです。
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写真が反転していて悲しいo̴̶̷̥᷄ - o̴̶̷̥᷅
絵本もあります(*^^*)
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今回はご縁があって 私も寄贈させて頂きました。
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この経験に学べ
震災後 宮城県でも仙台以北は 実際に伺う機会がありませんでした。TVやネットでの情報と、実際に足を運んで 歩いてみると本当に違いました。
リアルの体験は 本当に変え難いと思いました。
災害にあったのは悲しいけれど、女川町の皆さんが残して下さった知恵を引き継ぎたいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。