インド映画「RRR」
皆さんこんにちは！みかんです。
今回は私が大好きなインド映画「RRR」を紹介したいと思います！この作品は私がインドに行きたい！と思うきっかけになった作品です。
インド映画と聞いて皆さんはどんなものを思い浮かべますか？いきなり踊りだす！とかダンス！と答える方も多いのではないでしょうか。
この映画には他のインド映画と同様、ユニークなダンスシーンがあります。しかし、この映画の魅力はそのダンスシーンだけではありません。
映画「RRR」は上映時間が3時間という超ロング作品ですが、ド派手なアクション、歌やダンス、ぶっとんだストーリーと色々な要素がてんこ盛りであっという間に時間が過ぎてしまいます。この映画はインドが英国の植民地であった時代を舞台にしているのでショッキングなシーンも多いですが、それらを吹き飛ばしてしまうほど感情が揺さぶられ熱くなれる映画です。
この映画は2022年に公開され、現在はほとんどの映画館で上映が終了しているのですが、来月、一部の映画館にて1週間限定ですが再上映されるそうです！
なので、まだみていない方は是非映画館で「RRR」を観てみてください！
近くの映画館で上映されないよ！という方は、300円かかってしまいますが、Amazon Prime Videoで観てみてください！本当に面白いです！
映画を観たきっかけ
この映画を観たきっかけは、近くの映画館が物凄くこの映画を推していたことです。その映画館はなぜかよくインド映画を上映しているのですが、この映画は他のインド映画以上にオススメされており、至るところに宣伝ポスターが貼られていました。単純な私は「こんなに宣伝されてるなら面白いに違いない！」と思いこの映画を観に行くことにしました。
また私はインドカレーが大好きでよくお店に行くのですが、そこで流れているインド映画を見て他の作品を観てみたいなと思ったのもきっかけのひとつです。
あらすじ紹介
舞台は1920年、英国植民地時代のインド
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム（NTR Jr.）。
大義のため英国政府の警察となるラーマ（ラーム・チャラン）。
熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。
彼らが選ぶのは、友情か？使命か？
本当は私があらすじを書きたかったのですが、上手く書ける気がしなかったので、今回はホームページから引用しました。
あらすじにもある通り、舞台は英国植民地時代のインドです。そのため、この映画に出てくる英国人は本当にひどい人が多いです。インドの歴史を考えれば仕方がないことなのですが、現在のイギリス人が観たら少し複雑な気持ちになりそうな映画だなと見ていて思いました。
あらすじに戻りますが、森に住むビームと警察官であるラーマはひょんなことで出会い、意気投合し親友になります。しかし、その時点ではそれぞれの立場も、何故そこにいるのかも互いに知りません。友情を深めていく二人ですが、とある事件が起こり袂を分つことになります。友情か、使命か、苦しい選択に迫られ、最終的に二人が選ぶのは、、、というのがこの映画の大まかなストーリーです。
途中から苦しいシーンが多く目を瞑りたくなりますが、時々ツッコみたくなるようなシーンもありなかなか目が離せません。また序盤に伏線が張られているのもポイントです。ただその伏線はしっかりとした伏線というより、ちょっと笑えるような伏線です。
「RRR」の魅力
この映画の魅力は語り尽くせないほどありますが、個人的には劇中に登場する沢山の「歌」がこの映画の魅力だと思っています。私が観た映画で流れていた曲は、全てTelugu語版です。Hindi語版もあるようですが、個人的にはTelugu語の響きの方が好みでした。
映画上で流れる曲はどれも魅力的で素晴らしいのですが、私は「Komma Uyyala」と「Komuram Bheemudo」の2曲が特にお気に入りです。
本当はYouTubeのリンクを貼って皆さんに聞いていただきたいのですが、映画を観て聞くことでより良さを実感出来ると思うので今回は貼らないでおこうと思います。
「Komma Uyyala」は英国軍にさらわれた少女が歌っていて、少女の美しい歌声が魅力的です。この曲は映画の内容の影響もあると思いますが、聞いていると色々感情が混ざりなんとも言えない気持ちになります。ただ、なぜか定期的に聞きたくなり、ついつい口ずさんでしまいます。
「Komuram Bheemudo」は劇中でビームが歌っており、力強い歌声が魅力的です。ただ、この曲は本当に目を瞑りたくなるようなシーンで流れるので、歌を聞きたい気持ちとその場面を見たくない気持ちの板挟みになります。
以上が私のお気に入りの2曲なのですが、やっぱり「RRR」を語る上で外せないのは「Naatu Naatu」です。この曲は第95回米アカデミー賞歌曲賞を受賞しており、この映画を象徴する音楽といっても過言ではありません。きっと「RRR」と聞いたらこの曲を思い浮かべる人も多いはずです。
これは劇中のダンスバトルシーンで流れる曲となっており、ラーマとビームがこれに合わせて踊ります。個人的にはこの曲の間奏部分のダンスシーンが1番好きです。
この映画を観たらきっと共感していただけると思うのですが、「Do you know Naatu?」と言って思わず踊りだしダンスバトルを始めたくなります！
インド映画を観た感想
「RRR」を観てまず初めに思ったのは、インド映画凄い！でした。映画の規模感が日本と全然違います。とにかく人がいっぱい出てきて、ド派手です。しかも割とむちゃくちゃな展開も多いです。CGも多用されていて、そんなのアリ！？みたいな。
なので割と現実味よりファンタジー要素が強い気がします。だからインド映画を観るときは真面目に観るより、何でも受け入れるぞ！みたいな心意気で観た方がいいかもしれないです。真面目に考えたらツッコみたくなるところが沢山あります笑。また色々凄すぎて語彙力が低下します。この映画を観ているとき、もはや最後の方は感嘆詞しか出てこなかったです。
また日本の映画に比べて、歌やダンスの場面が沢山あり観ていて楽しかったです。辛いシーンも歌があることで、だいぶマシになることを今回の映画でしみじみと実感しました。
それにしてもこの映画は本当に面白いので、是非皆さんに観てほしいです！私の好きな映画ランキングの中でも常に上位にランクインしています。規模のデカさとド派手な演出が個人的なお気に入りポイントです。現在もBlu-ray/DVDを買うか真剣に悩んでいて、何度も映画の音楽をYouTubeで聴いています。
まだインド映画は「RRR」しか観れていないのですが、この映画を観に行ったときに予告で流れていたインド映画もなかなか面白そうだったので、また今度見つけたら観てみたいと思います。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました！気になる方はぜひ観てみてください！