眠れなかった3歳三男のその後
以前眠れない三男の記事を書いたのですが、その続編です。
結論から言うと毎日20時に寝てます、ビックリ!!
我が家はキッカケをお薬が作ってくれましたが、なんだかこのまま習慣化できそうな感じです。
お薬を始めたキッカケ
我が家の就寝時間は上2人の小学生に合わせて21時に設定していて、その前に三男を寝かしつけたいのが本音でした。
でも寝そうな雰囲気もなければ、早めもしくは上の子たちと寝室に連れて行って添い寝しても、1人でリビングに戻ってしまうことが多かったんですね。
上2人が寝てしまってもなかなか寝付かない日々で、朝はいつも起こして幼稚園に連れて行くものの、着替えるのになかなか気持ちが切り替わりませんでした。
幼稚園にお迎えに行くと寝ているときも多かったです。
22時を過ぎてやっと寝る生活が3歳にいいとは思えない、でも何やっても寝ない…。
唯一効果的だった眠くなる刺激を与えられる本を読む(おやすみ、はたらくくるまたち)ことも、うまくいかないときは読み終わったと同時にリビングに行ってしまいます。
以前の記事に書いた、ケガをしたというキッカケから私が眠れなくなり、主治医の処方に至りましたが、激変しました。
なんと、20時半にお薬を飲ませると30分後に自ら寝室に行くと手を引っ張るように。
目を疑いましたよね、そんなことってあるのか、と。
同時にこの子には眠気がホントにこなかったのだなぁとも思いました。
眠かったら寝室に行きたがるのだとも。
睡眠リズムの確立
その後もお薬は続けました。
きっかり30分後に眠気がくるので、少しずつ飲ませるのを早めていき、今は19時半に飲み、20時に就寝しています。
これくらいのサイクルになると、朝の目覚めも良く、幼稚園での活動もだいぶ意欲的なようです。
今までならなかなか切り替えられなかった場面でも、ビックリするほど切り替えがよかったりするみたいです。
もちろん理解力の成長もあるし、慣れてきたこともあると思います。
だけどそれらの発達も、しっかりと睡眠が取れているからより進んだのではないか、と思うくらい睡眠の影響力を感じてしまっています。
一時的にお薬の力を借りてでも、発達著しいこの幼児期にしっかりと睡眠をとらせてあげられることって結構大事なんじゃないかな、なんて。
ただ、夫と話していたのは、あまりにも効きすぎるから大丈夫なのかってことでした。
でもね、休日の昼過ぎに20分でも寝ちゃうと夜は全く薬の効き目なんてないんです。
この薬は寝かせる薬、つまり強制シャットダウンなのではなくて、寝ようとする力をサポートする薬なんだなーと思いました。
からだが睡眠を必要としてないときは効きません…ってちょっと語弊がありますね。
でも少し安心しました。
もともとこの薬は依存性が低いと言われていて、時差ボケの解消のために使われていたりもするようです。
三男の様子から感じること
先日、幼稚園の発表会がありました。
他の子どもたちが満面の笑みで踊りを踊る中、なんとか舞台にいることができるレベルでしたが、衣装に着替えることができ、舞台からどこかへ行ってしまうこともなくいられたのは、ものすごーーく頑張ったと思います。
日頃から担任の先生と細かい状況のやりとりをしていたので、私の心づもりもできていて、温かく見守れました。
ところがその日、自宅に帰ってからが大変でした。
落ち着かないようで、気がつくと家から出て行ってしまったんです。
自転車をこいだり、公園に行こうと誘われたり…お風呂に入ろうと思った矢先にも気がつくと外にいてビックリしました。
真っ暗で寒い中だったので、グルッと外を回って強制的におうちに入ってしまったのですが、案の定大泣きです。
今日は早めに寝かせてあげよう、と思っていたけれど、早め早めの行動をしてあげなかったのが悪かったなぁと思いました。
しばらく泣いてました。
悲鳴のような泣き声で、珍しくて…強制シャットダウンなのかもしれないな、と思いました。
私ができることは少しでも安心させてあげること…ずっと抱っこしていいこいいこしていました。
神経の興奮の高ぶりを自分では落ち着かせることができなくて、苦しかったんだろうな、落ち着かなかったんだろうな、と思いました。
多分、三男はそういうのが苦手な子なんじゃないかと思います。
もともとは穏やかなタイプで、自分からは刺激の強い方へ動くタイプではないのだけれど、例えば刺激の強い次男の影響だったり、幼稚園のイベントなどで刺激の強い環境下に置かれると、その刺激の強さをコントロールできない感じ。
そういうときは刺激の少ない空間でクールダウンさせてあげたりするのがいいんでしょうね。
そういえば、幼稚園から帰ると自分だけの空間で思い思いの遊びをしていることが多い気がします。
今後の見通し
今はお薬の効き目でというよりも、この時間になったら眠くなるから寝室に行こうというのが習慣化されてきました。
お薬を飲んでなくてもそんな雰囲気が漂ったりします。
本人のからだや感覚でそういうもの、みたいな習慣になったら、お薬もなくてもよくなるかもしれません。
それでも、日々の生活の中での刺激の強さできっと波はあるだろうし、お薬は今だけのことではないだろうなという予感があります。
だけどこういう経験の積み重ねで親も子どももどうやったらうまくコントロールしながら生活していけるか、が考えられるようになっていくんだろうなと思っています。
私はね、自分の便秘と感情コントロールについてこうやって学んで来られませんでした。
親もあまり関心がなかったというか、気にはなっていたかもしれないけれど一緒に取り組んでいくというような姿勢はありませんでした。
ストレスが強くなると便秘になり、高校時代は2週間出ないことは当たり前で、2週間おきに便秘薬で強制的に出すような日々でした。
感情コントロールも、感情的になって出し切れば元に戻るので、定期的に大泣きしたり親の前で感情的に爆発させることで過ごせてきちゃいました。
社会人になったり、親になってもそれだと全くうまく回りませんからね…(気づくまでも時間かかるし、解決策もわからないし、八方塞がりだったわ!)
子どものうちから少しずつ自分を知り、解決方法を親子で探り、試しながら自分に合うカタチを見つけていく、それが理想的だなぁと感じます。