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新しいおへそ、見つけた!~「もやもやしたら、習慣かえてみたら?」感想~

今日の読書は、一田憲子さん著「もやもやしたら、習慣かえてみたら?」です。

内容

18年続く、一田憲子さん(以下、一田さん)が編集ディレクターを務めるムック本『暮らしのおへそ』

これまでインタビューした中から、37人をピックアップし、各々が大切にしている”暮らしのおへそ”=習慣を紹介した本

37人、各々の”暮らしのおへそ”を、一人一人の紹介に写真数枚とインタビュー内容が、見開き2ページで構成されています。

その為、さらりと読み進めることが出来ます。

興味がある人から読み始めるのもいいし、ぱらぱらとめくり気になった言葉や写真があれば、そこから読み進めることもできる本です。


本の中の写真をイラストに


インタビューエッセイ


”インタビューエッセイ”というジャンルに属するこの本。

私は、このジャンルの本が好き!
このジャンルの本に魅力を感じるのは、本の仕上がりや内容が著者によって違い、それがおもしろいな!という事。

(私はインタビューをした経験はありませんが)同じテーマでインタビューしても、聞き手側の質問や関わり方、どこを掘り下げるかによって、相手の話の引き出し方、そしてそれを文章にした時の表現方法が変わるのではないかと感じます。


本の中の写真をイラストに



インタビューした内容や会話文が、そのまま掲載されている本もありますが、この本は違います。

この本は、一田さんだからこそ。の魅力が詰まった本。


この本は、各々インタビューでお話された言葉に加え、一田さんがそこから感じたことや、それを習慣に取り入れてみたこと。
そんなことも同時に綴られています。


だから、読み手の私は、インタビューの中で出てきた言葉に出会う発見。

その言葉が一田さんのフィルターにかかり、表現された言葉に出会う発見。

と、2度の発見に出会う事が出来ました!


こんな風に。

「わからないなら、無理にわかろうとせず、保留にすればいいんですよ。大事なのは、わからないことを忘れないこと」

わからなくても、自分の心のなかで温め続ければいつか何かがふっとあふれ出る。そんな瞬間を「待つ」という習慣をつくってみたくなりました。

本書より一部引用 (「」がインタビューでお話された言葉。そのあとに続くのが一田さんの言葉です。)

ひとつの言葉を聞いても、感じ方は人それぞれ

一田さんのフィルターを通すことで、そういう考え方や表現も出来るのか!など発見するたのしさ、おもしろさを感じることが出来ました。


【私が、この本で出会った心に残る言葉たち】

その他、家事からマインド面まで、私の“暮らしのおへそ“に取り入れてみたいなと思えるものに出会えた一冊でした。


今回読んだ本の表紙のイラストです。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
この本に、ご興味持ってもらえたら、嬉しいです。


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