気が重かった”がん検診”。行ったら、幸せみいつけた!
がん検診を受けてきた。
気になる症状がある訳ではないけれど、35歳以降は毎年受診するようにしている。
それまでの私は、受診した方がいいと分ってても、日々の忙しさにかまけ、いつも後回し。そしたら受付期間が過ぎてしまい、後々後悔していた。
そこで”がん検診の案内が来きたら、その場で予約をする”と、ある時決めた。自分との約束を守り、ここ数年は毎年、がん検診を受診出来ている。
2023年、私のがん検診
今年、私が受診したがん検診は、市町村主催のもの。
6月に今の市町村に引っ越してきたので、転入手続きをした足で、そのまま予約をしていた。
予約してから数ヶ月。検診が近づいてきた・・・
ああ、気が重い。
が、重い腰をあげて行ってきた。
がん検診の費用と受診内容
費用は¥8,000程で、子宮頸がん、乳がん、大腸がん検診など7項目を受診。
気が重い検診は、子宮頸がんと胃がん検診。
子宮頸がんは、あの診察台。胃がん検診時に飲むバリウムは、何度やっても慣れない。
胃がん検診は、げっぷを我慢しながら、ちびちびと甘くて重いバリウムを飲む。そして、検査台に載り、横になった状態で、身体をぐるぐる回す。
それが終わると、今度は検査台が動き、身体が逆さまになったりする検査。
その間、私は自分の感情が「無」になり、人形になったように感じる。
ただ検査技師さんの的確な声かけやサポートのおかげで、今年のがん検診を全体で1.5時間ほどで、スムーズに終えることが出来た。
がん検診が終わり、ほっと一息
がん検診から、数時間後。
ようやく食欲が沸いてきたので、最近発見したパン屋さんに行った。
種類も豊富なその店で、大好きなピーナッツバター入りのパンや惣菜パン、食パンなど数種類を購入。
いつもは個別包装されたビニール袋のまま、パンを食べる事が多い。(私だけ??)
けれど、今日はお気に入りのお皿にパンを載せた。
そして、パンのお供には丁寧にドリップした珈琲を。
珈琲の香りを嗅ぎながら、お皿を目でたのしみ、パンを味わって食べると、ささやかな幸せを感じることが出来た。
ああ「人形だった自分から、”私”に戻ってきた」と思った。
自分で買い物に行けること。
食べたいものを食べられること。
そして美味しいと感じること。
そうやって私がささやかな幸せを感じられるのも、健康あってこそ。
検診を受けるのは、正直気が重い。
でも、こんな”ささやかな幸せ”を日々、大切にしたいから、来年も検診を受けに行こう。と思っている。
しばらく検診受けていないという方、今年は受けてみませんか?
1977年生まれの西加奈子さん。著書の「くもをさがす」で乳がん発覚~治療の過程を書かれています。
私と同世代。他人事ではないよな。と感じます。
以前こちらの記事で感想を記載しています。
こうやってnoteを書いて、(下手だけど)写真を撮ったり、イラストを描くことも私にとっては、ささやかな幸せです。
この記事を読みにきて下さって、ありがとうございます。
素敵な1日をお過ごしください!
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