ダサい私だから出来ること~失敗やチャレンジについて~
私は、よく間違う。これまで数多く失敗してきた。
かの有名な孔子が、”四〇にして惑わず”と40歳になれば、自分の生き方に迷いが無くなるとされているが・・・私は、惑うばかりの40歳だ。
仕事と子育て中の私
ただ仕事では”教える”立場にいる。
が、こんな私だから教えている20歳くらいの子から「それ違いますよ」「ちょっと、よくわかりません」とか言われる。
プライベートでは4歳児の子育て中。買い物に行って、私がどっちを買うか、しばらく迷っていたら、子どもから「こっちにしたら?」とか、レジに並んでる時に「チーズも買うって言ってたなかった?」とか教えてもらう事ばかり。
孔子の説いた40歳とは、ほど遠い私。
でも、こんな私だから、相手に伝えられることがある。
それは、失敗しても、間違っても大丈夫だよ。何とかなるよ!ということ。
チャレンジする事をためらっている人
私は仕事で毎日50人近くの人と接し、今の仕事だけでも、これまで教えてきた人達は150人以上。接する中でよく感じるのは、みんな失敗したくなくて、チャレンジしない人が多いということ。
確かに、失敗すると嫌な思いするし、恥ずかしいし、場合によっては注意されるかもしれない。でも、それを理由に、行動しないのはもったいない気がしている。それは、チャレンジや行動した先に掴めるものが必ずあるから。
もちろん私も、嫌な気持ち、恥ずかしい気持ちも沢山してきた。どちらかと言うと、私は大人としてダサいと思う・・。
でも、そんな経験をしてきたからこそ、失敗しても、その後どうしたらいいのかの方法を幾つも知っているし、何とかなるという事にも気づけた。
私が身につけたもの
だから、もし私が間違えていたら、年下だろうが子どもだろうが、素直に謝る。そして、もう一度調べて正しい事を教える。人に聞く事も厭わない。
相手から、伝えたことが「わからない」と言われたら、言葉を変える、1からステップを踏んで教える、その仕事の意図をあらかじめ伝えるなど、色んな方法を試して、目の前の相手に伝わる方法を見つけていく。
そして、「教えてくれてありがとう」と伝える。
これは、私が失敗したり間違ったりしなかったら、身につかなかったスキル。
こんなダサい私だから、出来る事
失敗を躊躇して、チャレンジが出来なくなっている目の前の人に「間違っても、失敗しても大丈夫」と、もちろんそう言葉にして伝えている。
それで効果的な人もいる。
でも、間違ったり、失敗した姿を見せる。そして、その後のリカバリー方法を教える。そういった過程もちゃんと見せる事で伝わる人もいるんじゃないかな。と思って、ダサい私も見せるようにしている。
そういう私の思いが、誰かに届くといいな。
孔子よ、こんな四〇歳が、一人くらいいてもいいですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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