成功は自分のおかげ失敗は人のせいという考え方のクセ
新しい習慣を身につけるのは結構大変ですよね。
特に、何度も失敗したり上手くいかないと、自信がなくなってどうしていいか分からなくなってしまうことがあったり・・
そんなときに、うまくいったら自分のおかげ、うまくいかなかったら〇〇のせい、気づいたらそう思っていませんか?
実は、無意識にそう考えてしまうのは、自己奉仕バイアスが働くからなんです!
自己奉仕バイアスとは
自己奉仕バイアスは、成功した時には自分の能力や努力のおかげ、逆に失敗した時には外部要因に責任を転嫁するという考え方のクセです。
これは誰でも経験があると思いますが、成功すると自信がわいてきて、自分の努力が報われた!と感じるのに、失敗すると自分を守るために外部の状況のせいにしたり、他人を責める・・といった考えになりがちです。
このバイアスは、自分を守るための自然な心の働きですが、その影響で自己成長の機会を逃すこともあるため、そんな自分の考え方のクセを日頃から客観的に認識しておくことが大切です。
成功と失敗の客観的な捉え方
自己奉仕バイアスにハマらないためには・・・常に逆もセット考えるようにします。
成功した場合は、自分の努力や能力だけでなく→偶然や他人の支援もあったことを認める
失敗した場合、人のせい、環境のせいではなく→自分の行動や判断に責任を持ち、その反省から学ぶ
という風に心がけます。
特に、失敗したときにはその原因や背景を冷静に分析して、自分の行動や判断を客観的に見つめ直します。
自己奉仕バイアスにそのまま流されて「自分は悪くない」の一点張りで終わらせずに失敗から何かを学び取ることで、同じ過ちを繰り返さずにスムーズに前進できます。
フィードバックを受け入れる
さらに、失敗から効率よく学ぶ方法として、他者からのフィードバックを受け入れることは、自己成長において重要な選択です。
人の意見やアドバイスを素直に受け止め、自分の行動や判断を客観的に評価することができれば、そこから新たな気づきや学びが得られるはずです。
自分自身での振り返り+他者からのフィードバックによって得られた気づきや学びを習慣化の過程で行動目標の設定に反映して、定期的な振り返りを繰り返すことで習慣化の成功率が上がっていきます。
まとめ
自己奉仕バイアスという考え方のクセを理解し、自分の成功と失敗の原因を客観的に把握しておくことは、自己成長や習慣化の達成において不可欠です。
成功した場合は他人の支援の力にも感謝し、失敗した場合は自分の行動や判断に責任を持ち、その反省から学ぶという姿勢が習慣化に限らず大切ということですよね。
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