「リアプレイザル」で自分の感情を軽やかに置き換える
リアプレイザルとは、自分に起こった出来事や状況を違った視点から考え直すことで、感じ方を変える・再評価する方法です。
これを使うと、今あるネガティブな感情をポジティブなものに変えることができます。
例えば
・Before「子どもが言うことを聞かなくてイライラ、育児大変すぎ。」
・After「子どもが自分の意見を持つのは成長の証!」
・Before「友だちと意見が合わなくて気まずい、もう仲良くできないかも。」
・After「これはお互いの価値観を理解するチャンスだ」
・Before「キャリアアップできずに焦る、どうしたらいいのかな」
・Afetr「今の状況を見直して、新しいスキルを学ぼう」
・Before「体調を崩してしまって自己嫌悪・・」
・After「体調が悪いときはまず休養。無理をせず健康第一」
・Before「年齢を重ねるごとに自分の価値が下がっていくように感じる。」
・After「年齢を重ねることで得た経験や知識には価値がある。」
・Before「時間が取れなくてストレス、自分を見失っている気がする。」
・After「1日の行動を見直して、小さな時間でも自分のために使おう。」
・Before「自分には特別な才能がないし、何をやっても中途半端。」
・After「自分の強みや得意なことを見つけて、自己肯定感を高めよう。」
・Before「人と比べて自分は劣っている。もっと頑張らなきゃ。」
・After「比べるのをやめて、自分自身の成長を評価しよう。」
・Before「過去の選択を後悔している。あのときもっと・・」
・After「過去の選択は今の自分を作るためのステップ。次に生かそう。」
という風に、自分の感情や考えを置き換えます。
リアプレイザルの活用手順
リアプレイザルを効果的に活用するための手順があります。
1.状況を認識する
まず、自分がどのような状況で、どんな感情を抱えているかをしっかりと認識します。
そうすることで、自分の感情の原因を理解することができます。
2.考え方を変える
次に、その状況を違った視点から考えてみます。
新しい視点から考えることで、感じている感情を変えることができます。
3.新しい考えを採用する
最後に、新しい考え方を受け入れて、その考えに基づいて行動したり感じたりします。
リアプレイザルのメリット・デメリット
リアプレイザルのメリットとして、感情の調整ができる/問題解決能力が上がる/自己成長につながる/コミュニケーション力が改善されるなどがあります。
一方、デメリットは、習得するのに時間と労力がかかることです。
状況把握→考え方の置き換え→新しい考え方の採用・行動
と流れはシンプルですが、実践できるようになるまでには、日々の練習が必要となります。
リアプレイザルの効果的な活用方法
リアプレイザルを効果的に活用するための方法をいくつかご紹介します。
■小さなことから始める
初めてリアプレイザルを試す場合、日常の小さなことから始めるのがおすすめです。
例えば、職場でのちょっとしたトラブルや家族との軽いケンカなどから始めてみてください。
■書き出してみる
自分の感情や考えを紙に書き出すことで、状況をより客観的に捉えることができます。
リアプレイザルの活用手順通りに具体的に書き出すことで、効果を実感できると思います。
■友だちや家族と話す
信頼できる友だちや家族に自分の感情や考えを話してみると、自分では気づかなかった視点に気づくことができます。
■継続的に実践する
リアプレイザルは一度だけでなく、継続的に実践することで効果が高まります。
日常の中で繰り返しリアプレイザルを行う習慣をつけることで、徐々にポジティブな考え方が身につきます。
まとめ
リアプレイザルは、感情や考え方を調整・再評価するための有効な方法です。
日常の様々な状況で活用することで、ネガティブな感情をポジティブに変えることができます。
日常生活で生まれるちょっとした「モヤモヤ」を「ワクワク」に置き換える
という感覚で、あまり難しく考えたり、まじめに考えすぎずに、自分の背中を押せるような置き換えをいろいろ試してみてください!
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