習慣化のコツは石蹴りしながら帰ったあの日の思い出にあり
小さい頃、学校帰りに石を蹴りながら歩いたことはありますか?
「やったことないな」という方は、そんな光景を思い出してみてください。
あの頃はただ何も考えずに、道路の端に転がる小さな石を前に蹴って、転がった先まで追いかけてまた蹴る、それを家に着くまでずっと繰り返していました。
やっていることには特に意味はないけど、でも、あの一歩一歩が楽しくて、その間は夢中で石を蹴っていた気がします。
習慣化のコツって、そんな「石蹴り」に似ていると思うんですよね。
小さな一歩でいいから始める
まずは行動する、それが大事なんです。
でも、多くの人が「習慣化」について考えるとき、どうしても完璧なスタートを目指してしまうし、完璧な結果を求めようとする。
そこで、ちょっと思い出してほしいのが、あの石蹴りのときに完璧に蹴れなくても、ちょっと方向がずれたって気にしないで、どんどん石が転がった先だけを見て蹴り続けたことです。
習慣も同じで、最初から完璧にこなす必要はないんです。
たとえば、ウォーキングを習慣にしたいなら、毎日1キロ歩く計画なんて、しなくて大丈夫です。
まずは靴を履いて、外に出てみるだけでOK!
ほんとに少しずつでいいんです。
とにかく進むことが大切
蹴った石は、うまく遠くに転がるときがあれば、すぐ近くで止まってしまうときもありましたよね。
だからといって、それが成功か失敗かなんて気にせずに、石を蹴ることだけに集中していたのでは。
これが習慣化のポイント、大事なのはとにかく前に進むこと!
たとえ全力で石を蹴っても、一歩一歩進めるだけで、すぐにはゴールは見えない。
でも、夢中で蹴っているうちにふと気づくと、あの長い帰り道もいつの間にか終わっていましたよね。
それと同じで、習慣も気づかないうちに身についてくるものなんです。
だから、焦らずに、まずは続けてみることが重要です。
迷ったら、また蹴ってみる
蹴った石がどこに転がったかわからなくて石を見失ったり、石が川や溝に落ちたりすることがありましたよね。
そんなときに、いつまでもクヨクヨするとか、後悔で自己嫌悪に陥るなんてことはなかったはずです。
すぐに次の石を見つけて蹴ってみる。
どこに転がるかわからないけれど、その一歩がまた次の一歩につながっていくんですよね。
習慣化も同じで「これで本当に続けている意味あるのかな?」って不安になることがあるかもしれません。
でも、そんなときこそ、目の前の自分ができることをやってみるんです!
1分だけ本を読む、1分だけストレッチする。
それが石をもう一度蹴るということなんです。
振り返るときに見えるもの
あの日の石蹴りの帰り道を振り返ると、自分が蹴り続けた距離が驚くほど長かったことに気づくことがあります。
それと同じように、習慣もいつか振り返った時に「こんなに進んでたんだ」と思える瞬間が必ず来ます。
毎日の石蹴りが積み重なって、気づいたら家に近づいているのと同じように、最初は意識していなかったことが、自然にできるようになっている。
それが「習慣化」の魅力です。
まとめ
今回は、習慣化のコツを石蹴りに重ねてみました。
もし今、何かを習慣にしようと思っているなら、あの日の石蹴りを思い出してみてください。
完璧じゃなくてもいい、大きな一歩じゃなくてもいい、小さな蹴りやすい石でいいので、とにかく1回蹴ってみる。
まずは、それだけで十分です!
そして、あとは悩まず迷わずに続けてみてください。
小さな石を蹴り続けることで、いつかその行動が当たり前になって、気づけば目標に辿り着いているはずです。
ちょっとした失敗や壁に振り回されることなく、石蹴りのように楽しく軽やかに習慣化していきましょう!
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