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習慣化は「完璧」よりも「デタラメ」くらいがちょうどいい

習慣化を始めるとき、どうしても「ちゃんとやらなきゃ」と思いがちです。

例えば、朝活をしようと決めたら「毎朝6時に起きてストレッチして読書して、それから〜」と完璧なプランを立てたくなるものです。

でも、そんなに気合を入れたのに、たった一度の寝坊で予定が狂っただけで「もうダメ・・」と挫折してしまうことも。

そこで提案したいのが「デタラメ習慣化」です。

特に、真面目すぎる、完璧主義すぎるという自覚のある方におすすめで、「完璧」にやろうとするのではなく、ちょっと「いい加減」な感じで始めてみる。

なんなら「なんでもあり!」くらいの気持ちのほうが続けやすいし、結果的に習慣になるんです。


「でたらめ」の語源とは?


「でたらめ」という言葉は、もともと「出たら、目」から来ていると言われていて、サイコロを振って、出た目に従うことが語源になっています。

つまり、ルールに縛られず、サイコロの出た目で決めるような適当さを持つということ。

習慣化では、いい意味でこの「出たら、目」的な発想を取り入れると、意外とストレスなく続けられるんです。

デタラメ習慣化の3つのポイント


では、どうやって「デタラメ」な習慣化を実践すればいいのか?

1.  時間も場所も決めない

「毎日決まった時間や場所でやらなきゃ!」と思うと、条件がそろわなかった瞬間にできなくなってしまいます。

だから、最初は時間も場所も適当でOKにしましょう!

例えば、読書を習慣にしたいなら、「毎朝7時に読む」ではなくて「思い出したら1ページ読む」くらいのゆるさで始めてみる。

家でも、駅のホームでも、お風呂の前でも、とにかく、1ページでも読めれば達成です。

2.  方法もその日の気分で変えていい

毎日同じことをやらなくてもいいと決めて、その日の気分に合わせてやり方を変えていきます。

引き続き、読書を例にすると、毎日違う本を読むとか、紙・オーディオブック・スマホを使い分けるとか、マンガ→小説→自己啓発を繰り返すとか。

やり方のバリエーションを増やせば、飽きずに続けられます。

3.  「できなかった日」があっても気にしない

習慣化の邪魔をする要因のひとつが「できなかった日を気にしすぎること」です。

「昨日できなかった・・」と考えすぎて、そのままズルズルとやめてしまった経験はないですか?

でも「デタラメ習慣化」なら、最初から完璧を求めてないので大丈夫!

だから、できなかった日があっても、「まあいっか」でOK。

大事なのは、あれこれ考えずに何事もなかったかのようにスッと再開することです。

「デタラメ」にすることで得られる意外なメリット


という風に、「デタラメ習慣化」にはいろいろとメリットがあります。

  • 心理的ハードルが下がる → 「やらなきゃ」と思わないから気楽に続く

  • 気分や環境に柔軟に対応できる → 忙しくてもできる範囲でOK

  • 続けることそのものが楽しくなる → 「今日の気分で何しよう?」と考えるのが楽しい

結局のところ、習慣化で大事なのは「楽しく続けること」です。

完璧を目指して挫折するよりも、デタラメなくらいの気持ちでやったほうが、肩の力が抜けて気づいたら習慣になっているものです。

デタラメでも一歩は一歩


何か新しいことを習慣にしたいなら、まずは「デタラメな一歩」を踏み出してみませんか?

そして「どんな形でもいいからゼロをなくすこと」

それだけで、自然と続けられるようになります。

三日坊主を繰り返していたり、何回やっても習慣化に失敗する方こそ、ぜひ「デタラメ習慣化」の力を試してみてください。

きっと、これまでよりずっと楽しく習慣が身についていきますので!


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