#女性研究者
トゥルク大学とEU共同出資ポスドクプログラムSYS-LIFEと2つの民間財団助成金に採択された
私のポスドク期間が3年間延長された話。
私の海外ポスドク生活の扉を開いていただいた上原生命科学財団の奨学金の期間は1年であった。ポスドク生活を続けたければ1年以内に新たな奨学金/ グラントを獲得する必要がある。
フィンランドでも研究者は競争的研究費を獲得する必要があることは日本と変わりなかった。大学が毎月送ってくる助成金情報をにらみながら、助成金申請を続けた。フィンランドが福岡県と同程度の人口
フィンランド母子研究留学 滞在許可証の取得
留学が決まった。不安である。単独でも大変そうな留学準備を、仕事をしながら、娘を育てながらできるだろうか。
フィンランド母子留学の準備について、インターネット上に体験談があまりなかったため、ここに記してみたい。
フィンランド滞在許可証
フィンランドにはマイナンバー制度がある。フィンランドへ3ヶ月以上滞在する場合、滞在許可証を得てそれに付与される個人番号を得る必要があることを知る。この個人番号が
フィンランド母子研究留学 決意編
私が留学に漠然としたあこがれを抱いたのはいつからだっただろうか。
私の通った中学には、希望者が夏季休暇中にニュージーランドに短期留学できるというシステムがあった。小心者だった私は、とても希望なんかできなかったが、いいなあという本音が隠れていたと思う。
大学在籍中は、当たり前のように語学留学に行く同級生に刺激されて、ロンドンの語学学校に1ヶ月ほど通った。国際色豊かなクラスで、イタリア、アルゼンチ