愚かなことは良いこと⁉ビジネス目線で考えてみた #2
こんにちは。
今日からnote初めたのに2投稿目ってどうなんだろう?
と思いつつ、実はこの記事は前から書いていて、このままお蔵入りになるのはもったいないので、気にせず投稿することとした。
今日は5月29日。
アッという間に5月も今日を入れて3日で終わってしまうよ。
この前、年が明けたと思っていたのにね。年々月日が経つのが早くなってきた。
今日のお花は、
「オダマキ」
人の名前みたいだね。
なかなか知っている人も少ないのかもしれない。
漢字では「苧環」
どんなお花かというと、こんな感じ。
北半球に自生する多年草。春から初夏に開花する。高さは10~70センチくらいで、種類によって違う。長い茎の先に4~5センチの花を10輪ほど咲かせる。
花びらに見える部分がガクで、花の部分はそのガクの内側にある白い部分。
花の形が機織りに使う、麻や苧(からむし)を巻いた糸巻き(苧環)に似ていることから名付けられたと言われてるそうな。
オダマキの花言葉と由来
花言葉は、
「勝利」「愚か」
花言葉の由来は、
ヨーロッパではかつて「ライオンソウ」と呼ばれていて、ライオンの強さはこの草を食べるからだと信じられており、それにあやかり、オダマキの葉を手にこすりつけると勇気が出ると信じられていた。「勝利」の由来はこのことからきているそうな。
英名の「Coumbine(鳩のような)」は、ヨーロッパの道化芝居に登場する道化役の娘と同じ名前で、そのことから「愚か」の花言葉が名付けられている。
この名前は、人々が愚かな行動を繰り返すことの風刺とも解釈されているとのこと。
日本名にもある名前だから、この名前の人は知っているんだろうか?
余計なお世話か。
愚かとは
今日のお花の話はこのくらいで、本題。
オダマキの花言葉のうち、「愚か」とは。
ビジネスにおいても、「愚か」なことにより良くも悪くもなり得る。
良い愚かとは
良くも、というのは、
例えば、周りの人から「愚か」とされる行動や判断が、必ずしも悪い結果を招くとは限らないということ。
時には、リスクを取ることが革新や成功につながることもある。
ビジネス的な視点で「愚か」と見なされる行動が成功につながった例はたくさんあるんだよね。
例えば、Amazonは、短期的な利益に固執せず、長期的な成長を見据えた再投資戦略を採用し、そして、 顧客満足度を最優先し、信頼とブランド価値を構築した。
Netflixは、技術の進歩と消費者のニーズに迅速に対し、 サブスクリプションモデルと独自コンテンツ制作を組み合わせたことなど。
周りから見れば、あんなことして失敗するのは目に見えるよとか言われても、その技術やサービスが、顧客ニーズに合っていて、きちんと投資されていれば、成功に導かれるというのは、よく聞く話だよね。そこは絶対的な自信をもってやっていたのだと思う。
必ずしも「愚か」なことは悪いことではない。
ということを最初にお伝えしておく。
悪い愚かとは
そして、次に、「愚か」なことが、悪いこと、
というのは、雰囲気でわかるよね。
それを起業においてはどうなんだろうと考えてみた。
①無計画であること
②資金計画を立てていないこと
③顧客のニーズを無視していること
④社員やパートナー選びを間違えていること
が挙げられる。
①無計画であること
十分なリサーチをせず、新しいビジネスに飛びつき、十分なリサーチをせず投資してしまうことがある。
レストランを開業する際に、地域の競合店や顧客のニーズを調べずに始めてしまって、すぐに閉店に追い込まれた、とか。
マッサージ店でとってもコンセプトは良かったけど、やっぱり地域の競合店はリサーチしていなかったし、もちろん自店の一番の競合店を知りもしなかった。一番になりたかったらそれは絶対に知らないといけない。一番でもなくてもね。
だって、その地域の顧客となりうる人を競合店とシェアしていくんだから、競合店に在って自店にないもの、その逆も知るべきだし、どういう口コミをされているのかとか、調べるべきことはたくさんあるんだよ。そのうえで自店をどういうやっていくのか(色んな項目をね)、判断して実行していくべきだと思うよ。
やりたい、できる、という気持ちだけでは成功しないよ。自分たちの自己満足では事業はできない。自分の事業の競合がどこなのか、領域を決めて、必ずリサーチする必要がある。
②資金計画を立てていないこと
起業すると色々な経費がかかってくるよね、知っていると思うけど。だから、手元資金があるのか、ないのか。手元資金はどのくらい事業に充てられるのか、売上が0円が続いたらどのくらい資金がいるのか。それをきちんと知っておこう。
足し算と引き算だけだから誰でも作れる。難しいことは言わないよ。
また、税金もかかってくる。
法人であれば、法人税、法人地方税、法人事業税、消費税など。結構これが抜け落ちていることが多くて、あとあと大変だったり。
あと社会保険料ね、これが結構負担が大きい。毎月(納付)のことなので、きちんと計画をたてておかないと大変なことになる。法人は一人であろうと加入義務があるので、気を付けて。
個人であれば、所得税と消費税。消費税?と思われる人もいるんだよね。個人事業主であろうと消費税は条件によって課税される。知らなくて税務署からの指摘があった人も何人かいた。
面倒なのは、去年の10月から「インボイス制度」というのができて、免税業者も課税業者にならざるを得ないというのが多くなって、またやらないといけないことが増えたりと、本当に迷惑な制度ができたので、嫌になっちゃう。議員さんは裏金をどう使おうと申告も課税もされないし、政府の事業者いじめも大概にしてくれと思う。
話がそれたけど、銀行からお金を借りるときには、資金計画を立てて提出しないといけない。当たり前だけど。自分のお金であっても、資金計画は立てるべきと思う。
③顧客のニーズを無視していること
自分のアイデアに固執しすぎて、実際の顧客の声を聞かないと、売れない商品やサービスを提供することになるよね。当たり前のことだけどこれがなかなかできていないのが多い。
私のことだと、プリザーブドフラワーという花のアレンジメントを売っていた時に、一番最初、いくつかある会社に持っていったの。そこの会社は店舗を10店舗以上持っていて、まず本店で、役員や担当者が持って行った中からいくつか選ぶ。その後、店舗を全部回ったら、うちは年配の方が多いから選ばれなかったものの方がいいとか、店長によって趣味嗜好が違ってて、これでは嫌だとか言われたり、店舗全部回った後はぐったりした覚えがある。
でも、地域や、そのお店の顧客の特性などによって色味やデザインなどを変えていく必要があると実感した。
自分が良いと思っているから、自分が便利・必要だから、というのは事業のきっかけとしてはとっても良い発想だけど、事業化するときには、事業化した際には、常に顧客ニーズを気にしていく必要がある。
今は、時代によって変わる、ではなく日々変わっていっているので、アンテナを常に張り巡らせないといけない。大変ですね。
④社員やパートナー選びを間違えていること
事業に対して適切なスキルや経験を持つメンバーを選んでいかないと、ビジネスがうまくいかなくなることがある。特に、信頼できるパートナーを見つけることは重要。
よくあるのが、技術があって、友人だけで会社を作ったけど、専門知識、例えばマネジメントが不足して、人が続かなかったり、資金繰りがひっ迫した、とかね。
私の場合、独立してから、その時その時にパートナーとなる人がいたけど、結局長続きしていない。自分で事業をし始めるとパートナー選びは本当に重要。
独立したてのころ、事業再生のコンサルティングをしていると、この事業にお金を出してほしい!という強い思いにかられる時があるんだよね。そんな時にファンド会社を作りたいと思っていて、そう思うとなんでも引き寄せていたのか、ファンド作りたい人に出会って、意気投合して、会社作って、金融庁に第二種金融商品取引業の申請して、登録できたの。だけど、登録できた途端、そのパートナーと大喧嘩して速攻辞任したことがある。
人のお金を扱う仕事なのにお金に対する考え方が全然違った。結局数年後その会社は破産したみたい。
他にもあと二人いたな。追々お伝えできればと思う。
まとめると
結局は、
「人」④番
「物」③番
「金」①②番
に関連するんだよね。
この3つが揃っていれば、うまくいく。
でも、この3つを揃えるのが難しい。いや、最初は揃っていた、でもこれを継続させるのが難しい。わかっていても難しいんだよね。
「愚か」という言葉一つ考えても、ビジネスで成功するポイントが出てくる。
冷静な市場調査
顧客の声に常に耳を傾けること
強力な人材(社員・パートナー)の確保
計画的な資金管理
が不可欠で、これらを常に見直しながら、その時その時の市場の状況にマッチさせていくことでビジネスの成功確率を高めて、持続可能な成長を実現できるのではないかな。
こうやって、書くのは簡単だけどね。
起業やビジネスにおいては、「愚か」というのは、良い意味で使い、悪い意味での「愚か」なことは、できるだけ避けてビジネスの成功に導いていこうね。
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