去年の今頃
去年の今頃、どう感じてどう過ごしていたかというと、就活をするかしないかで悩んでいた。
実際はワーホリに行きたかったのである。異国の地で自分の力でなんとかする経験をしてみたからだ。
がしかし、理想だけ並べていても現実がそうはいかない。金銭的にも自分のキャパ的にもワーホリに行くことが不可能だったのである。
自分の気力ややる気、パッションだけでも行けるものだと信じていたのに、やはり準備や相談をするにあたっていくことが困難になってしまった。
自分の考えが甘かったのか、、やはり自分は理想や妄想だけ大きくてそれを実現するだけの能力や力が欠けているのではないかと自己嫌悪に落ちた。
親には反対されていたので関係も良好とは言えなかった。
周りには親に支援してもらって(金銭的にも)海外に留学やワーホリに行く人が結構いたので、周りと比べて自分はできないんだと負のループに落ち続けた。
でも、親に支援してもらうことって当たり前のことではない。
親だって働いたお金を子供に貢ぐのである。
その頑張って働いたお金を不確かな目標や理想にそうやすやすと支援できるのかと言われたら、自分が母親になった時のことを考えると簡単に頷くことはできない。
そして私は就活をすることに決めた、でも最初は葛藤だらけだった。
脳では就活をしなきゃいけないと言っているのに今までがそうじゃなかったから思うように腰も上がらないし、悔しさもあるしで切り替えが思うようにいかなかった。
その葛藤も時間が経てば就活に自然と行動もついてくるようになった。
まず、海外に行くことは自分にとって今のタイミングではなかったんだなと思えるようになった。
私は運や縁、運命を信じている。
人の物語にはそうなるように何かが仕掛けられているようなきがする。
人との縁や自分の運があって、本当は新卒の募集をしていなかった会社に新卒として内定をいただくことができた。
その出来事は本当に自分と縁がある会社だったんだなと思えたし、この社会人経験を経て、自分が将来ワーホリに行くことになるかは分からないけど、それが自分の運命なのだ。
ワーホリに行くか行かないかで悩んだ日々も無駄たったとは思わない。この悔しさがあったから就活も頑張れたし、今の道がある。
このような切り替えができた自分を褒めたい。そして就活を経て大学を卒業しようとしている。
卒業する頃にはどんな自分になっているのか想像もつかなかった去年の今頃だったが、なんとかなっている。
地に足をつけて踏ん張って、自分なりの道を築くことができた。
そして今日は学生生活最後の授業、これからです。
行ってきます。
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