「飛ぶ」から「育む」へ。
新年、あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルスの猛威の中、こうして家族が揃って「いつもの」年末年始を迎えられ、友人の近況をSNSで見て懐かしく思うことができる「当たり前の幸せ」を噛み締めている。
そういえば、2020年はここに目標を書き残したりしていなかったんだなぁ、と、久しぶりに記事を書きながら思う。
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去年を漢字一文字であらわすなら、
「飛」である。
仕事では、コロナの中、担当のプロジェクトの一つが65歳以上の方対象のもので、どのような事業の在り方が可能か、みんなで試行錯誤してきた。ネット上とリアルでの人の繋がり・そこから生み出されるものについて、今まで通りのセオリーが通じない状況で、「どちらかのみ」ではきっと私たちが大事にしたいものとは違うよね、と、グラデーションを模索してきたと思う。今まで通りという、自分たちの常識の範疇から飛び出して、挑戦する一年だったよなぁ、と。
何より、転職したことは今までいた環境・業界から飛び出す一大決心。以前からしてみたかった、自分たちの場所を持ちながらそこを拠点にものごとを仕掛けて行くという環境に、文字通り飛び込んだ。しかもその機会を、自分が思いを寄せている土地で、しかもこの社会状況下で得られたことは、本当に感謝で、迎え入れてくれたみなさんにも、送り出してくれたみなさんにも、これから自分が成長し、いきいき過ごしている姿をみてもらうことで恩返ししていきたい。そう決意した年だった。
プライベートでも、生まれ育った関西を飛び出し、「いつかは」と言い続けてきた宮崎での生活が始まった。いよいよ、思い焦がれてきた土地で、観光でも遊びでもなく、イチ生活者として毎日を過ごす。9月からの3ヶ月は本当に弾丸だった。
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「いきいき生きる人が、世の中に増えたらいいなぁ」というところは私が一つ大事にしたい価値観にあって、そのためにはまず、自分がいきいきありたいと思う。仕事もプライベートも含めた「暮らし方」は、多分、去年も今年も、そしてこれからも、ずっと模索して行くんだろうなぁ。(「モサクニン」という肩書きも、我ながらよく言い当てたものやと思う。)
模索する上で、2021年のテーマを漢字一字で考えてみると、
「育」。
仕事でも、自分が核となって何かを生み出し、育てて行くということに挑戦する年にしたい。これまでは、すでにある大きな型の上で、それを手本に進めつつ、その分野に精通した先輩・仲間たちが身近にいて、指南してくれた。それゆえ、自分から何かを「生み出す」という苦手分野には、向き合わずに済んでいたのだけれど、「つくり手でありたい」という私の「いきいき要素」を満たす上では、これから絶対に必要な力であり、経験だ。転職も、そのために飛び込んだ環境でもあるんだった、と改めて思った。会社に所属しながらの仕事以外でも、自分でものごとを育てていくということには挑戦したい。「スナックギョウコ」も、最近活動できていなかったし、できることをやってみたいな。周囲の友人たちが、自分の得意を活かしながらものごとを生み出していく様子を、「憧れている」だけの自分からは、変わりたいな。
プライベートでも、宮崎に暮らすことができたことで、物理的なハードルを越えることができたから、これから一歩、進めるように、育んでいきたいと思う。一人で暴走しないように、きちんと呼吸を合わせながら。土をつくり、種を蒔き、水や日光、栄養状態、そこで生まれてくるものにも目を向けながら。どんな風景になっていくのか、不安もあるけど楽しみ。
物理的に自分の身体が育ちすぎないようには気をつけよう。(宮崎に移住してから3kg、体重が増えた。しかも体脂肪率が...。)心身の健康にも、ヨガはやっぱり私の暮らしに根づいていく。特にメンタル面で、良い方向で整える時間を与えてくれるから、それは伸ばしていきたいと思うよ。
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ただただ過ぎる毎日ではなく、ひとつひとつ自分で意識して選んでいく。そういう年にしたいな。
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下書きもなく、ぶっつけの垂れ流し文章ですが、一年後の今日のためにここに残しておこうと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
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